MLBセントルイス・カーディナルスのラーズ・ヌートバーが来年開催されるワールド・ベースボール・クラシック（WBC）出場に意欲を示していると、米スポーツ局『ESPN』のダニ・ウェクセルマン氏が現地４月17日に自身のXで報じた。

【画像】ヌートバーが見せた「達治」の文字が入ったグローブ 　日本人の母親を持つヌートバーは2023年のWBCに侍ジャパンとして出場すると、７試合で７安打７四死球２盗塁７得点で打率.269、出塁率.424をマークしチームの優勝に貢献。日本国内でもその明るいキャラクターから一躍人気者となった。

　同氏が、「WBCへの参加を打診されたらどうするか」を尋ねたところ、ヌートバーから「ぜひ参加したい」との返答があったという。侍ジャパンかアメリカ代表かについては言及がなかったものの、投稿には「ラーズ・ヌートバーのための、日本製の素晴らしいグローブがまた一つ完成しました」との文言と、ヌートバーが自身の日本名「達治」の文字が入ったエメラルドグリーンのミズノ製グローブを手に笑顔を見せる写真が添えられており、幼少期からの夢であった侍ジャパンへの再加入を望んでいる様子が示唆されていた。

　今季MLBでもチームの主力として18試合に出場し、打率.268、３本塁打２盗塁を記録するなど好調のヌートバー。MLBで成長を続ける「たっちゃん」が日の丸を背負う姿を再び見られるかもしれない。

構成●THE DIGEST編集部
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