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ド軍は“スター巧打者”を獲得すべき⁉ 打撃不振続く王者への驚きのアイデアを専門メディアが一蹴!「キムを起用するだけで良い」【MLB】

THE DIGEST編集部

2025.04.19

ドジャースへのトレードが提案されたアラエス。(C)Getty Images

 MLBロサンゼルス・ドジャース専門メディア『Dodgers Way』は現地4月15日、米スポーツ専門メディア『Bleacher Report』が提案したルイス・アラエス(サンディエゴ・パドレス)のド軍加入トレードのアイデアを一蹴した。

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『Bleacher Report』のケリー・ミラー氏はドジャースの補強ポイントとして中堅手と二塁手を挙げ、特に後者を優先すべきだといい、アラエスの獲得がその解決策になると主張。同氏はアラエスが今季終了後にフリーエージェントとなるため、パドレスがここからポストシーズン進出圏外に沈んだ場合、トレードに出す可能性があると論じた。

 アラエスは昨季まで3年連続でリーグ首位打者を獲得しているMLB随一の安打製造機。今季は打率.275とアラエスとしては高くない数字を記録しているものの、MLBトップのチーム打率.274と打撃陣好調の一端を担っており、19試合86打席でわずか2三振と持ち味を発揮。加えて本塁打もすでに2本放っている。

 ドジャースはチーム打率.238でMLB12位とチームの勝率を考慮するとテコ入れが必要とも考えられる状況だが、『Dodgers Way』はアラエスのトレードには強く反対。好調のトミー・エドマンをはじめ、ムーキー・ベッツやミゲル・ロハス、キケ・ヘルナンデス、クリス・テイラーといったオプションもあると主張し、「もし巧打の内野手をラインアップに加える必要があるとすれば、シーズン終了後にFAになる選手(アラエス)のために有望株を渡すのではなく、キム(・ヘソン)を起用するだけで良いだろう」と続けた。

 そして同メディアは、トレードの相手にも注目。「ドジャースとパドレスは選手のトレードをほとんど行なっておらず、ここ数シーズンでさらに激化してきた両軍のライバル関係を考えると、どちらのフロントオフィスも相手チームを支援する動機はないだろう」と綴った。

構成●THE DIGEST編集部

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