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「ショウの真似をしようと頑張った」4の3、1本塁打の好調エドマン、“産休”入りの大谷翔平にエール「父親になるのは、最高の幸せのひとつ」

THE DIGEST編集部

2025.04.19

欠場した大谷翔平に代わって1番に入ったエドマンが、4打数3安打、1本塁打と活躍。(C)Getty Images

 日本人スターの代役1番が好調を維持している。

 現地4月18日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は、真美子夫人の出産に立ち合うため産休制度の「父親リスト(Paternity List)」入りし、同日に行なわれた敵地テキサス・レンジャーズ戦を欠場。この試合では、「1番・二塁」で先発出場のトミー・エドマンが7号先頭打者弾を記録するなど、4打数3安打1打点で3対0のチーム勝利に貢献した。

 第1打席で過去2度のサイ・ヤング賞を誇る右腕ジェイコブ・デグロムと対峙したエドマンは、1ストライクから外角高めのフォーシームを振り抜き、これが打球速度104.3マイル(約167.9キロ)、飛距離398フィート(約121メートル)を計測する右中間への一発に。今季7本塁打は、現時点でナ・リーグトップタイだ。

 チームに勢いをもたらしたエドマンは、試合後、米カリフォルニア州地元放送局『Sports Net LA』で専属レポーターを務めるキルステン・ワトソンさんのインタビューに応じ、「いい感じだ」と手応えをコメント。「ショウがいつも1番だったから、その代わりを務めるのは大変だけど、とにかく彼の真似をしようと頑張った」と語った。

【動画】エドマンの先頭打者アーチ & 大谷翔平の話題に触れた試合後のインタビュー
 
 また、父親リスト入りの大谷に関しては、「睡眠が大好きなショウだけど、その時間を減らす方法も考えないといけないね」と笑顔。「でもうまくやると思う。父親になるのは、最高の幸せのひとつだ。彼のことをうれしく思うよ」とほほ笑んだ。

 現在、チーム4連勝中のドジャース。ナ・リーグ西地区では、首位サンディエゴ・パドレスと0.5ゲーム差の2位につけている。

構成●THE DIGEST編集部

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