MLBロサンゼルス・ドジャースは現地４月20日、敵地テキサス・レンジャーズ戦に１対０で勝利。真美子夫人の出産立ち会いのために「父親リスト」入りしていた大谷翔平の復帰戦を白星で飾った。

【動画】観客席に「翔平パパおめでとう」の祝福メッセージが！ 　ドジャース先発のタイラー・グラスノーは３回まで毎イニング走者を背負いながらも無失点ピッチング。４回には３者三振を奪うなど、計６奪三振の快投を披露していたものの、５回に１球を投げたところで脚がつったため、ダグアウトの裏に下がった。

　グラスノーの緊急降板により急遽マウンドを託されたルイス・ガルシアは四球を１つ許したものの、無失点で２アウトを記録すると、その後もアンソニー・バンダ、ベン・カスパリアスが７回まで無失点の継投を披露した。

　ブルペン陣の好投に応えたい打撃陣だったが、試合開始時点で今季３勝、防御率0.92と絶好調のレンジャーズ先発タイラー・マレーの前に７回まで２安打のみで得点できず。しかし８回に２番手クリス・マーティンから代打ウィル・スミスが初球ヒットで出塁すると、大谷が四球を選び、無死一、二塁のチャンスを作ると、ムーキー・ベッツのライトフライにスミスが積極走塁で三塁に進み、フレディ・フリーマンの犠牲フライで待望の先制点を奪った。

　その後も５番手ジャック・ドレイヤー、６番手エバン・フィリップス、クローザーのタナー・スコットが「ゼロ」を並べ、計７人での継投での完封で勝利を決めた。

　４日ぶりの出場となった大谷は３打数無安打１四球だった。

構成●THE DIGEST編集部
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