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直近5戦で打率.143…、不振の大谷翔平にLA地元紙懸念「ここ数週間静かに不調に陥っていたが、開幕1か月の苦戦は突如としてより顕著に」

THE DIGEST編集部

2025.04.24

現地4月23日のカブス戦で5打数1安打だった大谷。(C)Getty Images

現地4月23日のカブス戦で5打数1安打だった大谷。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が期待に応えられていない。直近5試合の打撃成績は、21打数3安打、打率.143、打点2、1本塁打、9三振。連敗したシカゴ・カブスとの2連戦に限れば9打数1安打、打率.111、打点0、本塁打0、4三振に終わった。

 地元紙『Los Angeles Times』は、「ドジャースがカブスに連敗。大谷の苦戦は続く」と題した記事で、「カブスとの2戦目、6対7とリードを許した6回だった。2死二、三塁で大谷が打席に入ると、カブスは一塁が空いているにもかかわらず、申告敬遠をせずに大谷との勝負を選択。大谷は内角高めの速球を追いかけ、遊撃へのポップアウトとなりチャンスを潰した」と、好機での凡退を悔やんだ。

「大谷はここ数週間、静かに不調に陥っていたが、開幕1か月の苦戦は突如としてより顕著になっている。6回の好機はフラストレーションを消し去る絶好の機会だった。大谷らしい英雄的な活躍を見せるにはぴったりのシチュエーションだったが、ゾーンから離れた球をオーバースイングしてしまった」

【動画】大谷翔平が腕を伸ばして放った14打席ぶりの右前打
 
 大谷は3回の第2打席で右前打を放ったが、安打はこの1本のみ。9回には空振り三振に終わり、成績は5打数1安打、1三振。打率を.261とした。

 デーブ・ロバーツ監督は、「この(カブスのと)シリーズ、その前のテキサスでの試合でも、少し攻撃的になりすぎていると思う。スイングがいつもより少し長かった」と語り、チームメイトのムーキー・ベッツは、「次の試合で4本塁打を打つかもしれない。調子が上がらない時期もあるが、その逆があることは誰もが知っている」と大谷を擁護した。

 ドジャースは移動日を挟んで、現地4月25日から本拠地でピッツバーグ・パイレーツと対戦する。

構成●THE DIGEST編集部

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