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MLB

ドジャース投手のトレード移籍報道、地元メディアは「悪くない選択肢。実現する可能性がある」と前向き

THE DIGEST編集部

2025.04.24

22年に16勝を挙げたゴンソリン。23年にトミー・ジョン手術を受け、24年は全休した。(C)Getty Images

22年に16勝を挙げたゴンソリン。23年にトミー・ジョン手術を受け、24年は全休した。(C)Getty Images

「2025年シーズンが開幕して1か月ほどだが、優勝候補チームの選手名簿に明らかな穴が空いている。たとえばロサンゼルス・ドジャースは下位打線の打力が最悪で、中堅手も穴と言えるだろう。ニューヨーク・ヤンキースは先発投手の補強を切実に必要としており、シカゴ・カブスも肘の手術で今シーズン絶望となったジャスティン・スティールの代わりを求めている」

 ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』のノア・カムラス記者は、このように各チームの問題点を挙げたなか、続けて故障者リスト入りしているドジャースの投手トニー・ゴンソリンのヤンキースへの移籍を示唆した。

「ヤンキースは投手層に厚みのあるドジャースに電話をかけ、22年のオールスター投手ゴンソリンに賭けるべきだ。トミー・ジョン手術を受けて24年を全休し、25年の登板はまだない。22年には16勝1敗、防御率2.14の好成績を残した」

【動画】3Aオクラホマシティでリハビリ登板を行なうゴンソリン
 
 リハビリ中のゴンソリンは、数週間以内にドジャースの先発ローテーションに復帰すると予想されている。ただ、ドジャースには、クレイトン・カーショウ、ブレイク・スネルも負傷者リストから復帰することから、カムラス記者は「ゴンソリンは放出可能」と言い切った。

 この報道をドジャース専門メディア『Dodgers Way』が4月22日の記事で引用。「ゴンソリンがトレード候補に挙がった。チームはゴンソリンがメジャーのマウンドに上がるまで、放出を控えたいと考えているだろうが、26年に調停資格を得ることもあり、ヤンキースが本気であれば、トレードに出すのは悪くない選択肢。実現する可能性はある」と前向きに捉えた。

 30歳右腕のリハビリ状況とともに、その去就にも小さくない注目が集まっている。

構成●THE DIGEST編集部

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