現地4月25日、ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸がピッツバーグ・パイレーツ戦に先発登板し、5回(94球)を投げ5安打5奪三振、3失点(自責1)で今季2敗目(3勝)を喫した。過去2試合は四球が1つだったが、この日は初回から3イニング連続で四球を与えるなど与四球4で波に乗れなかった。
【動画】山本由伸のスプリットにバットが空を斬る
立ち上がりから苦しいリズムだった。山本は先頭打者にいきなり四球を与えると二盗を許し、2死二塁から4番エマヌエル・バルデスに先制となる中前適時打を浴びた。
2回以降、右腕は粘りの投球を続ける。四球でランナーを出すが切れ味あるスプリット、緩いカーブで三振を築きゼロを刻む。
見事な修正力をみせていたが5回に三塁マンシーの送球が乱れて無死二塁を背負うと、続くオニール・クルーズに右前適時打で1点を失う。なおも2死一、三塁からケブライアン・ヘイズに中前適時打を浴び追加点を献上した。
山本は5回を投げ切ったところで降板。一方のドジャース打線はパイレーツ先発ポール・スキーンズに手も足も出ず、7回途中まで9奪三振と攻略できず。今季初の完封負けを喫した。
制球がピリッとしなかった日本人右腕について、MLB公式サイト『MLB.com』のソニア・チェン記者は「ヨシノブ・ヤマモトは最高のコマンドが使えず、メジャーの試合で初めて4つの四球を出した」と痛烈に指摘。自責点1に抑えたとはいえ、コントロールの乱れを追及した。
同じく米メディア『The Athletic』のファビアン・アルダヤ記者も同じ点に着目。「ヤマモトのコマンドのキレは明らかにいまひとつだった」と厳しい見解だ。なかでも94球中のうちストライクは58球。CSW%(投球における見逃し三振+空振りの割合)は29%と、エースにしては物足りない数字だと語っている。
頼みのエースでも連敗の流れを止められなかったドジャースはこれで3連敗。明日は佐々木朗希がメジャー6度目の登板で初勝利を狙う。
構成●THE DIGEST編集部
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2回以降、右腕は粘りの投球を続ける。四球でランナーを出すが切れ味あるスプリット、緩いカーブで三振を築きゼロを刻む。
見事な修正力をみせていたが5回に三塁マンシーの送球が乱れて無死二塁を背負うと、続くオニール・クルーズに右前適時打で1点を失う。なおも2死一、三塁からケブライアン・ヘイズに中前適時打を浴び追加点を献上した。
山本は5回を投げ切ったところで降板。一方のドジャース打線はパイレーツ先発ポール・スキーンズに手も足も出ず、7回途中まで9奪三振と攻略できず。今季初の完封負けを喫した。
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