現地４月28日、ロサンゼルス・ドジャースのアンディ・パヘスがナ・リーグの週間MVPに選出された。パヘスは22～27日の５試合で20打数13安打、打率.650、３本塁打、６打点と大爆発。ピッツバーグ・パイレーツとの３連戦に限れば12打数10安打、打率.833と当たりに当たっていた。

　こうしたパヘスの活躍に落胆したのが韓国メディアだ。『OSEN』は「キム・ヘソンのメジャーデビューは前途多難。ライバルが打率１割台→.650と活躍して週間MVPを受賞した」と29日の記事で報じた。

「キム・ヘソンのメジャーデビューは時間がかかる見込みだ。押し出さなければいけないパヘスが週間MVPの活躍を見せた。シーズンの序盤は打率１割台と不振を極め、いつマイナー降格しても不思議ではない成績だったのに」

【動画】パイレーツ戦でパヘスが見せた本塁打＆適時打！
  　ドジャース傘下3Aのオクラホマシティ・コメッツでプレーしているキム・ヘソンは、４月９日時点で打率.326と調子を上げていたが、28日時点で.252と数字を落としている。

「キム・ヘソンがオクラホマシティで苦戦していることもあり、メジャー昇格の可能性は当分ないだろう」

　LA地元メディアや韓国メディアはパヘスの不調時に、二塁、遊撃、中堅でプレーできるキム・ヘソンとの入れ替えを声高に叫んでいた。しかし、パヘスの活躍もあってその声は聞こえなくなっている。

構成●THE DIGEST編集部

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