現地4月29日、シカゴ・カブスの今永昇太が敵地でのピッツバーグ・パイレーツ戦に登板して3勝目を挙げた。悪天候で試合開始時間が遅れた一戦。6回途中で両足のけいれんを訴えて自ら降板。その時の状況を、「5回を抑えた後に少しつりそうな感覚があって、完全につってはなかったが、6回に完全に足がつった。連鎖してほかのところがつる前に、自分で声を挙げた」と説明した。
足をつる経験は、過去にもあったという。「湿度が高かったり、汗をかいていて自分のパフォーマンスがそんなに悪くはないという時に、こうなってしまったことはあった。何度か経験はある」と米記者に説明。「一度身体をつってしまうと、いろんなところに連鎖反応が起きてしまうので、それだけは避けようと思って。交代浴をしたり、ストレッチをしたり。幸いにもほかのところに広がりがなかった」と、次回の登板は問題なしと強調した。
「自分のなかで、これ以上やるとよくなかった経験が過去にもある。その数歩手前で、勇気ある決断だったが、先を見据えて自分で降板を言えたので、次の登板はまったく問題ない。長いイニングを投げたい気持ちもあったが、ローテーションに穴をあけるのが一番チームに迷惑がかかるので、そうならないために自分で決断した」
【動画】パイレーツ戦で3勝目の今永は、6回に足のけいれんで緊急降板
5回87球、被安打6、3奪三振、1四球、無失点で3勝目。緊急降板するまで好投を見せた。「前回登板が終わって、ピッチングコーチからいいアドバイスをもらった。この1週間、真っすぐを高めに投げ続けることにフォーカスして取り組んできたので、きょうの登板が楽しみだったし、結果を出せてうれしい」と試合を振り返っている。
また、2024年の新人王投手、パイレーツの“怪物”ポール・スキーンズ投手について聞かれると、「彼のような歴史的な才能を持った選手と同じ時代に野球をやれていることが、僕にとってすごく光栄。もう何も教えてくれないかもしれないが、彼に質問して、彼の言葉を聞いて、それを実戦するのがかけがえのない時間。チャンスがあればいろんなことを聞いてみたい」と語った。
去年8月のパイレーツ戦で今永はスキーンズにストレートの握り方を教わり、その後のパイレーツ戦で7回無安打と好投。スキーンズが「教えた握りで投げたのか分からないけど、ちょっと後悔した」とジョークを飛ばしたことでも話題になった。
構成●THE DIGEST編集部
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足をつる経験は、過去にもあったという。「湿度が高かったり、汗をかいていて自分のパフォーマンスがそんなに悪くはないという時に、こうなってしまったことはあった。何度か経験はある」と米記者に説明。「一度身体をつってしまうと、いろんなところに連鎖反応が起きてしまうので、それだけは避けようと思って。交代浴をしたり、ストレッチをしたり。幸いにもほかのところに広がりがなかった」と、次回の登板は問題なしと強調した。
「自分のなかで、これ以上やるとよくなかった経験が過去にもある。その数歩手前で、勇気ある決断だったが、先を見据えて自分で降板を言えたので、次の登板はまったく問題ない。長いイニングを投げたい気持ちもあったが、ローテーションに穴をあけるのが一番チームに迷惑がかかるので、そうならないために自分で決断した」
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また、2024年の新人王投手、パイレーツの“怪物”ポール・スキーンズ投手について聞かれると、「彼のような歴史的な才能を持った選手と同じ時代に野球をやれていることが、僕にとってすごく光栄。もう何も教えてくれないかもしれないが、彼に質問して、彼の言葉を聞いて、それを実戦するのがかけがえのない時間。チャンスがあればいろんなことを聞いてみたい」と語った。
去年8月のパイレーツ戦で今永はスキーンズにストレートの握り方を教わり、その後のパイレーツ戦で7回無安打と好投。スキーンズが「教えた握りで投げたのか分からないけど、ちょっと後悔した」とジョークを飛ばしたことでも話題になった。
構成●THE DIGEST編集部
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