MLBピッツバーグ・パイレーツの本拠地であるPNCパークの高さ21フィート（約6.4メートル）ある右翼スタンドから転落したカヴァン・マークウッドさんが、奇跡的な回復を遂げているようだ。

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　事故が発生したのは、現地４月30日に行なわれたパイレーツ対シカゴ・カブス戦の７回裏、アンドリュー・マカッチェンが内野安打を放ち逆転に成功させた場面だ。マークウッドさんは、喜びを爆発させすぎたのか、足を滑らせてしまい、右翼スタンドからフィールドに落ちた。

　球場からほど近いアレゲニー総合病院へ緊急搬送となり、一時は危篤状態に陥った。頭蓋骨、脊髄、肺に重傷を負ったものの奇跡的な回復力をみせており、さっそく地元紙『TribLive』の取材に応じたようだ。
  　マークウッドさんは「全てが壊れてしまった」と明かし、「僕は大丈夫だ。だけど本当に眠れない。背中の痛みが酷いんだよ。帰宅したら氷で冷やしたい」と辛そうに語った。

　地元放送局『Action News 4』によれば、同病院のアラン・フィルプCMO（チーフメディカルオフィサー）は、「順調に回復してくれて嬉しい。もう呼吸器を外しており、集中治療室から出て、理学療法やリハビリなど次のステップに進む準備をしている段階です」と報告している。

構成●THE DIGEST編集部

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