量産態勢だ。

　現地５月15日、大谷翔平（ロサンゼルス・ドジャース）が本拠地でのアスレティックス戦に１番・指名打者で先発出場し、今季初となる２打席連続のホームランを放った。
【動画】量産態勢！大谷翔平が２戦連発となる14号３ラン、15号２ラン

　まさに千両役者の活躍だ。大谷は５点リードの３回１死一、二塁で迎えた第３打席、外角のチェンジアップを一振りすると、打球は勢い良く左中間スタンドに着弾。打球速度102.9マイル（約165.6キロ）、飛距離382フィート（約116.4メートル）を計測する14号３ランだった。

　さらにドジャースが13対２と大きくリードした４回１死一塁での第３打席、相手２番手ジェーソン・アレクサンダーに対しカウント3-1からの速球を捉えると、打球はバックスクリーンへ一直線。今度は打球速度109・6マイル（約176・3キロ）、打球飛距離418フィート（約127・4メートル）をマークする15号２ランで、さらに点差を広げた。
  　１試合２ホーマーは今季初めてで、15本塁打はカイル・シュワーバー（フィラデルフィア・フィリーズ）、アーロン・ジャッジ（ニューヨーク・ヤンキース）と並び、両リーグトップタイに浮上した。

　５回終了時点で早くも６打点と荒稼ぎする大谷にドジャース専門メディア『Dodger Insider』は「オオタニがまた...またやった」と驚愕。この試合２本目のホームランに衝撃を受けていた。

　５月はこれで８発目となった大谷。自己最多だった54本塁打の昨季を上回るペースでアーチを量産している。

構成●THE DIGEST編集部

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