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ついにウイニングショットを解禁! 大谷翔平の二刀流復活にMLB公式サイトが熱視線「成長は徐々に加速している」

THE DIGEST編集部

2025.05.23

投球練習をする大谷。復帰はオールスター後になるか。(C) Getty Images

投球練習をする大谷。復帰はオールスター後になるか。(C) Getty Images

 二刀流復活に向けて大谷翔平が調整を続けている。

 MLB公式サイト『MLB.com』は現地5月21日、「大谷は投球の進歩に伴いスライダーやカーブを投げ始める」と題した記事を掲載。投球練習を行なうロサンゼルス・ドジャースの大谷について記述した。

【動画】復帰を目指す大谷翔平のピッチング練習
 同日に本拠地ドジャー・スタジアムで行なわれたアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦の試合前に投球する姿を披露した大谷。これまでも投球練習を行なってきた背番号17だが、今回のそれは今までのピッチングとは様子が違ったようだ。同メディアは「ドジャースは、投手としてのショウヘイ・オオタニの復活を意図的に遅らせてきたが、ここ数日で彼の成長は徐々に加速している」と記述し、トレーニングの様子を次のように綴った。

「ダイヤモンドバックスとのシリーズ最終戦を前に、初めてブルペンでスライダーとカーブを織り交ぜた投球を披露した。レギュラーシーズン開幕以降、彼は平日の中頃に軽めのブルペン投球を行い、土曜日に投球回数を増やすスケジュールを組んでおり、直近では上下動しながら50球を投げた」

 日本人スターの投手復活プランとして「ドジャースは、大谷が打者と対戦する前に、持ち球をすべて使いこなせるようになる必要があると断言してきた」と振り返る。そのうえで「彼はまさにその段階に近づきつつあり、それが彼にとって次の大きな一歩となるだろう」と大きな期待を寄せている。2023年にウイニングショットとして多用してきたスライダー(スイーパー)を完全に操れれば、復帰へ大きく近づくことは間違いない。

 23年に右肘の手術を受け、以降は投手を回避。昨季はリハビリのために打者に専念し、「50-50」を達成するなど圧巻のパフォーマンスで魅了したが、MLBのマウンドには立たぬままシーズンを終えた。『MLB.com』は復帰時期に関しては「メジャーリーグのマウンドに復帰する時期は未定だが、オールスターブレイク後になる可能性が高い」とも伝えている。

構成●THE DIGEST編集部
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