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大谷翔平の投手復帰は「大きな出来事」。ドジャース同僚が投手陣に援護を呼びかけ「後押しが必要だ」

THE DIGEST編集部

2025.05.25

投手復帰に向けて大谷は今週ライブBPでマウンドに上がる。(C) Getty Images

投手復帰に向けて大谷は今週ライブBPでマウンドに上がる。(C) Getty Images

 大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)の投手復帰が着々と進んでいる。現地5月25日(日本時間26日)のニューヨーク・メッツ戦前に、大谷が2023年9月の右肘手術後初めてライブBP(実戦形式の打撃練習)に登板する。唯一無二の二刀流戦士が、大きな一歩を踏み出す。
【動画】投手復帰へ着々。ライブBPに登板予定の大谷翔平

 大谷のマウンド復帰が近づいてくるなか、チームメイトのダスティン・メイはスーパースターの投げる姿を心待ちにしているようだ。米メディア『TMZ Sports』によると、メイは大谷の投手復帰について、「ドジャース投手陣は大きな後押しが必要だ」と説いている。

 1年以上もマウンドから遠ざかっている大谷。自身も2度のトミー・ジョン手術を受けて長いリハビリの末に復帰したメイは「オオタニはほぼ完全に復調していると思うよ」と同メディアの独占インタビューで語っている。スプリングトレーニングからブルペンでの投球練習を見ているメイは「彼は順調に回復している」といい、「ショウヘイはつい最近になって、変化球を投げ始めたんだ」と右肘手術後、スライダーを初めて投じたことを付け加えた。

 メイは大谷の投手復帰は「ドジャースにとって非常に大きな意味を持つだろう」と述べ、「彼と数人の選手が短期間で復帰できれば本当に素晴らしい」と説明。現在、故障者リスト入りしているタイラー・グラスノーやブレイク・スネルら怪我で離脱している先発陣が戻ってくれば、より強固になると自信を覗かせた。
 
 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督はライブBPでの大谷の登板内容だと前置きしたうえで、うまくいけば先発ローテーション入りもそう遠くないと示唆している。

 これまではブルペンやキャッチボールなど投手復帰に向けて投球を制限していた大谷。実際にスイングを仕掛ける打者に対して実戦を意識しながら投げることで自然と強度は上がる。「投手・大谷」の復帰プログラムは、いよいよ実戦モードに入る。

構成●THE DIGEST編集部

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