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MLB

千賀滉大、ドジャース相手に6回途中1失点で今季5勝目。メッツ指揮官が粘投を絶賛!「素晴らしい投球だ」

THE DIGEST編集部

2025.05.26

ドジャース戦に先発した千賀。6回途中まで投げ今季5勝目を挙げた。(C) Getty Images

ドジャース戦に先発した千賀。6回途中まで投げ今季5勝目を挙げた。(C) Getty Images

 勝負強さが光る101球だった。

 現地5月25日、ニューヨーク・メッツの千賀滉大は、ロサンゼルス・ドジャースとの本拠地3連戦最終日に先発登板し、6回途中5安打1失点、5奪三振、4四球と粘投。チームを3対1の勝利に導き、今季5勝目(3敗)をマークした。再び規定投球回に到達し、防御率1.46でナ・リーグ単独トップに立っている。
【動画】千賀滉大が審判から異例の“グラブ交換命令”!? その一部始終

 初回に大谷翔平の先頭打者弾を浴び、その後も無死二、三塁のピンチを招いた千賀だが、なんとか最小失点で切り抜けると、以降はスコアボードにゼロを並べていく。4回2死一、三塁、5回2死満塁の局面も見事にしのぎ、6回1死から四球を与えたところで降板。後続の投手がリードを守り切り、メッツは3連戦のカード勝ち越しを決めた。
 
 試合後、メッツを率いるカルロス・メンドーザ監督は、本調子でないなか粘り強く投げ続けた千賀のパフォーマンスを称賛。ニューヨークの地元放送局『SNY』が取材映像を公開しており、その中で指揮官は、「素晴らしい投球だ」「今日はフォークボールの調子が良くなかったように思う」と振り返っている。

 さらに、「カットボールの調子もあまり良くない。そんな中で活路を見出した」と続けている。「6回もマウンドへ戻り、1アウトにしてくれたのが大きい。彼がどれほど優れた投手なのかを示す良い証拠だ。最高の状態でないなか、あの強力な打線に対しても必要な時に適切な投球でチャンスを作り続けている」と高く評価していた。

 その確かな実力で日増しに存在感を強めている千賀。今後も彼の投球から目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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