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パドレスが村上宗隆に興味か? すでに複数チームが関心と米メディア報道「間違いなく年間30本塁打を打てるパワーを持っている」

THE DIGEST編集部

2025.05.27

今オフの去就が注目のヤクルト・村上宗隆。写真:THE DIGEST写真部

 米メディア『Sports Illustrated』のジム・ボーデン記者は現地5月25日(日本時間26日)、サンディエゴ・パドレスが2025年のNPBシーズン終了後にMLBへ移籍する見通しのヤクルト・村上宗隆の獲得に興味を示していると報じた。

 今オフ、パドレスはフリーエージェント(FA)で最大の目玉選手だった佐々木朗希投手の獲得に失敗し、最終的にロサンゼルス・ドジャースに注目選手を奪われた。だが、同メディアによるとパドレスは「日本の次なる大物FA」へのアプローチを再び仕掛ける可能性があるようだ。

 同記者は、村上の日本での活躍について「NPB8シーズンで通算242本塁打・671打点を記録し、22年には日本人選手としてNPB最多本塁打(56本)の記録を打ち立てた。直近5シーズン連続、過去7年で6度の30本塁打をマーク。キャリア通算の打率は.273、出塁率.395、長打率.544だ」と伝えた上で、以下のようにメジャーでの成績を予想した。

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「驚異的なパワーで知られる左打ちの内野手兼外野手である村上は、MLBでは打率.240~.260程度と予想されるが、間違いなく年間30本塁打を打てるパワーを持っている」

 さらに村上の守備について「三塁守備は平均以下だが、一塁では十分にこなせる。今季はキャリア初めて左翼でもプレーしている」と評し、続けて「ニューヨーク・ヤンキース、ボストン・レッドソックス、デトロイト・タイガース(三塁手として起用するなら)、シアトル・マリナーズ、テキサス・レンジャーズ、パドレスといった球団が、村上がFAとなれば興味を示すだろう」と予想した。

 また村上の気になる契約金については「いくらになるか推測するのは時期尚早だが...」と前置きした上で、次のようにパドレスの状況を伝えた。

「今季限りで一塁手ルイス・アライズ(年俸1400万ドル)と投手ディラン・シース(1300万ドル)の年俸が帳簿から外れる予定であり、パドレスには資金的な余地が生まれる可能性がある」

 今オフの去就が注目される日本のスラッガーは、どの球団を選ぶのか。争奪戦の行方に関心が高まっている。

構成●THE DIGEST編集部

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