現地26日（日本時間27日）、ニューヨーク・メッツは本拠地シティ・フィールドでシカゴ・ホワイトソックスと対戦し、フランシスコ・リンドーアのサヨナラ犠牲フライで２対１で勝利した。
【動画】リンドーアのサヨナラ犠牲フライで２対１で勝利

　リンドーアは９回裏、無死満塁の場面で打席に立つと、ホワイトソックスの４番手スティーブン・ウィルソンの初球をライトへ329フィート（約100メートル）の犠牲フライを放ち、チームに今季13度目の逆転勝利をもたらした。この一打は、リンドーア自身にとって今シーズン３度目のサヨナラ打となった。
  　メッツのカルロス・メンドーサ監督は「彼は自分の実力を知っている。試合を冷静に見る能力がある。彼にとって大きな場面というものは存在しない」とリンドーアを称賛した。MLB公式サイト『MLB.com』によると、リンドーアは2018年に４本を放ったウィルマー・フローレス以来、シーズン中に３本以上のサヨナラ打を記録したメッツの選手になったという。

　リンドーア自身は勝利の立役者として脚光を浴びながらも、チームメイトへの感謝を忘れなかった。「笑顔になるよね。勝利への道は様々あって、今日はそのひとつだった。うまくいっていないように見えても、実はうまくいっているのは素晴らしいことだ」と、喜びとチームへの信頼を話した。

構成●THE DIGEST編集部

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