専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
MLB

大谷翔平の“リリーフ起用論”に米マニアが猛反対!二刀流スターの打撃成績をジャッジと「比較するつもりはない」

THE DIGEST編集部

2025.05.28

オールスター後に投手・大谷が見られそうだ。(C)Getty Images

オールスター後に投手・大谷が見られそうだ。(C)Getty Images

 球界最高の才能を持つ男が、間もなくマウンドに戻る。現地5月25日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が641日ぶりに実戦形式での投球(ライブBP)を行ない、投手復帰へ一歩前進した。再び打者相手の投球を披露した瞬間は、野球ファンにとどまらず関係者にとって感慨深いものだった。

【動画】大谷が投じたエグいツーシーム!

 昨シーズン「50-50」を達成し、指名打者として初のMVPを獲得した大谷。今回の投手復帰には、2023年『ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)』決勝のときと同様に「抑え投手」として起用を望む声も上がっている。

 米専門局『FOX Sports』のアナリストを務め、“大谷マニア”として知られるベン・バーランダー氏は、自身のポッドキャスト番組『Flippin' Bats』で、「あの時は楽しかったし、興奮したよ」とWBC決勝を回顧。ただし、「なにより彼自身が先発を望んでいる」と指摘したうえで、「彼を先発として起用した方が試合は良くなる」と“リリーフ起用論”には猛反対した。
 
 現地5月27日に行なわれたクリーブランド・ガーディアンズ戦で、大谷はMLB一番乗りとなる20号2ランを記録。本塁打ランキングでメジャー2位につけるアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)、カイル・シュワーバー(フィラデルフィア・フィリーズ)との差を2本に広げた。

 同氏は、「僕はショウヘイ・オオタニとアーロン・ジャッジの打撃面を比較するつもりはない。そういう問題ではない」と、単純比較できないことを踏まえたうえで、驚異的な成績を残す二刀流に賛辞を贈った。

「彼は球界トップクラスの打者でありながら、マウンドではサイ・ヤング賞レベルの投手でもある。この二刀流の卓越した才能こそが、オオタニを特別な存在にしている」

 オールスター休み明けに投手復帰が見込まれる二刀流スター。野球ファンにとって、「史上最高の才能」を見られる日は、もうそう遠くない。

構成●THE DIGEST編集部

【画像】大谷真美子さんら世界の美女がずらり! 常勝軍団ドジャースの名手たちを支える“ゴージャスでセレブな妻&パートナー”を一挙紹介
 
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号