ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平がメジャー1番乗りで20本塁打に到達。キャリアハイの54本塁打をマークした2024年のチーム68試合目より、13試合も早いタイミングで20本目を放った。
このように大谷が早いペースで本塁打を量産しているのには、理由があるという。米メディア『Yahoo Sports』のジョーダン・シュスターマン記者が、現地5月28日の記事で指摘した。
「大谷が本塁打ランキングのトップにいることは、目新しいものではない。注目したいのは、大谷が打撃スタイルを変更している点だ。クリーブランド・ガーディアンズとの初戦(現地5月26日)の第1打席、2戦目(27日)の第3打席で、いずれも初球を本塁打にした。これは、今年の大谷のスタイルとは大きく異なる」
今シーズンの大谷の初球に対するスイング率は28.7%。リーグ平均の30%を下回る数字だという。「大谷の24年の初球スイング率が39.1%で、MLB対象者131人中のなかで23位と上位に位置していた。21年から24年までの初球スイング率は40%前後。これまでの大谷はリーグ平均を上回る積極性を見せていた」。それが一転、今年は28.7%と、慎重なアプローチに変わっているというのだ。
【動画】いずれも初球を仕留めた大谷翔平の19&20号!
それでも大谷は初球本塁打を、すでに今年6本も放っている。シュスターマン記者は「大谷の20本塁打のうち、初球本塁打は6本。シアトル・マリナーズのカル・ラリーと並んで、アーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)の7本に次ぐ2位タイの記録だ」と伝えた。
初球のスイング率が下がっているにもかかわらず、初球本塁打数はメジャートップクラス。初球を「あまり振らなくなった」明確なデータを相手に付きつけながら、打てるボールと判断した時には躊躇なく振りにいっているのだ。相手チームに“罠”を仕掛けた大谷が、選球眼と持ち前のパワーで、これまで以上の成果を生み出している。
構成●THE DIGEST編集部
【記事】カブスの新星に米衝撃!“43本塁打ー46盗塁”ペースの快進撃「A・ジョーンズ以来の最高の外野守備手だ」「殿堂入りすら狙える存在」
【記事】投手・大谷翔平の起用は「逆算して考えるべき」――恩師がロバーツ監督に“6人ローテーション”を提言!
このように大谷が早いペースで本塁打を量産しているのには、理由があるという。米メディア『Yahoo Sports』のジョーダン・シュスターマン記者が、現地5月28日の記事で指摘した。
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それでも大谷は初球本塁打を、すでに今年6本も放っている。シュスターマン記者は「大谷の20本塁打のうち、初球本塁打は6本。シアトル・マリナーズのカル・ラリーと並んで、アーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)の7本に次ぐ2位タイの記録だ」と伝えた。
初球のスイング率が下がっているにもかかわらず、初球本塁打数はメジャートップクラス。初球を「あまり振らなくなった」明確なデータを相手に付きつけながら、打てるボールと判断した時には躊躇なく振りにいっているのだ。相手チームに“罠”を仕掛けた大谷が、選球眼と持ち前のパワーで、これまで以上の成果を生み出している。
構成●THE DIGEST編集部
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