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投手・大谷翔平の起用は「逆算して考えるべき」――恩師がロバーツ監督に“6人ローテーション”を提言!

THE DIGEST編集部

2025.05.29

投手復帰が期待される大谷。(C)Getty Images

投手復帰が期待される大谷。(C)Getty Images

 恩師ジョー・マッドン氏が、大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)の投手起用について提言した。

 現地5月25日、実戦形式での投球(ライブBP)を行ない、641日ぶりにマウンドで打者と対戦した大谷。これを受けて、かつてロサンゼルス・エンゼルス時代に「リアル二刀流」の活躍を後押ししたマッドン氏が専門チャンネル『MLB Network』で彼の起用法について熱弁した。

【動画】大谷が投じたエグいツーシーム!

「ワールドシリーズの最終戦がいつになるにせよ、そこから逆算して考えるべき。ドジャースは余裕のある立場にいて、去年優勝した。もちろん今年も優勝を視野に入れていると思うが、オオタニに対しては保守的なアプローチが最も重要だと思う。なぜなら、彼らは来年も、その次も、その次の年もオオタニが在籍することを知っているからね」
 
 今ではドジャースの攻撃の要である大谷に同氏は、「つまり約100イニングを逆算すべき。最初は5イニングから始める。毎回のスタートで80~100球、最大85球を上限とし、それ以上は投げさせない。彼の魅力や価値の大部分は攻撃面にあるからね。腕を痛めて、突然打撃力も失うことは避けたいはず」と説明。

 元監督は、「本当にやるなら、逆算して、6人ローテーションにすることを理解しておくべき。6日、休日も考慮すれば7日ごとの登板になるでしょう。それが彼の投球スパンになる。実際にシーズン最終戦までいかなくてもいい。彼を使い果たさなければ、来年100イニングほど投げることになると思う」とシミュレーションした。

 マッドン氏の慎重な起用プランをドジャースのデーブ・ロバーツ監督はどのように受け止めるのか。今後の采配に注目が集まる。

構成●THE DIGEST編集部

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