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MLB

「深刻な問題」15日間→60日間IL移行のフィリップス「状況はさらに暗いものに」地元メディアが見解「新戦力のディアスは貢献できなくても…」

THE DIGEST編集部

2025.05.30

15日間の負傷者リスト入りから60日間に移行したフィリップス。(C)Getty Images

15日間の負傷者リスト入りから60日間に移行したフィリップス。(C)Getty Images

 現地5月29日、ロサンゼルス・ドジャースがシンシナティ・レッズとのトレードでアレクシス・ディアスを獲得し、マイナー投手マイク・ビラーニの放出を発表した。エバン・フィリップス投手の15日間の負傷者リスト(IL)入りから60日間への移行も同時に公表している。

 新戦力のディアスは、23年に9勝6敗、37セーブ、防御率3.07と、オールスターに選ばれるほどの活躍を見せた。しかし、24年は2勝5敗28セーブ、防御率3.99と軒並み数字を落とし、25年は6試合で2ホールド、防御率12.00と低迷して3Aに降格していた。

 ドジャース専門メディア『Dodgers Way』は、「ドジャースはディアスを復活させることができるのか? まったく見当もつかない。評価が最低水準に落ち込んでいたことを考えるとなおさらだ」と補強の有効性を疑問視。「もしディアスがチームに貢献できなくても、問題はない。なぜならビラーニの放出だけで済んだのだから」と続けた。

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 一方で、フィリップスの60日間のIL入りを問題視した。「これは何を意味するのか。フィリップスの怪我が、当初の想定よりもひどいものだったということだ。他の投手陣と同じく深刻な問題となった」として、「肘の炎症で戦列を離れたが、当初の話では2週間の離脱というものだった。遅くても1か月で復帰できると見られていたが、状況はさらに暗いものになった」とリリーフ右腕の状態を懸念した。

『Dodgers Nation』も「当初は軽傷と思われていたフィリップスだったが、腕の痛みが続いたため、最終的にPRP注射を受けた」と報じ、「早くても7月までは欠場するだろう」と先行きを案じている。新戦力のディアスについては、「3Aでも苦戦していたが、かつての調子を取り戻すことを期待したい」と伝えた。

構成●THE DIGEST編集部

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