ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は現地５月30日、本拠地でのニューヨーク・ヤンキース戦に「１番・指名打者」で先発出場。３点を追う６回に、この試合２本目となる第22号ソロホームランを放った。

【動画】大谷翔平、球団記録に並ぶ豪快ホームラン！ 　ドジャース専門メディア『Dodgers Digest』のブルース・クンツ記者はXで「ショウヘイは常に見どころ満載だが、特に2025年５月のショウヘイは“馬鹿げている”」と驚きの声を挙げながら、大谷の爆発ぶりを伝えた。

　実際、大谷は歴史的な１か月を過ごしている。米スポーツメディア『The Athletic』のファビアン・アルダヤ記者によると、大谷が５月に放った本塁打数『15』はドジャース球団史上では月間最多記録だと報告。1985年６月のペドロ・ゲレーロと、53年８月のデューク・スナイダーに並んだと脱帽した。

　また、米紙『USA TODAY』のボブ・ナイチンゲール記者によると、ドジャースでのシーズン最初の57試合で放ったホームラン数『22』も球団記録。米データ分析会社『Opta』によると、６月に入る前に60得点を記録したのも現代MLBでは初だという。

　なお、大谷のホームランから火がついたドジャース打線は５番アンディ・パヘスまで連打を重ねて５対５の同点に追いつくと、相手の押し出し四球で勝ち越しに成功。大谷が打者一巡の猛攻のきっかけを作った形だ。

　なお、試合は８対５でドジャースが逆転勝利を飾った。

構成●THE DIGEST編集部

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