昨年の地区シリーズではドジャースをあと一歩まで追い詰め、今季も6月2日(現地)終了時点で1ゲーム差の地区2位につけているパドレス。近年、ドジャースの手強いライバルとして存在感を増している彼らが大型トレードを画策しているようだ。
【動画】“快足トカゲ男”デュランが昨季記録した全14三塁打のハイライト映像!
ウェブメディア『ジ・アスレティックス』のデニス・リン記者が2日、「パドレスがレッドソックスのジャレン・デュランに興味を示している」報道。球界がにわかにざわめき立っている。
現在27歳のデュランは昨季、いずれもアメリカン・リーグ最多の48二塁打・14三塁打を記録するなど大ブレイク。10三塁打・20本塁打・30盗塁・40二塁打をクリアするという史上初の快挙も成し遂げ、初出場のオールスターでは決勝本塁打を放ってMVPに輝いた。
今季は前年ほどの爆発力は影を潜めているものの、レフト全体のOPSがリーグワースト2位の.532と低迷しているパドレスにとって大きなグレードアップになることは間違いない。
もちろん、これだけの選手を獲得するからには大きな対価を支払わなければならない。レッドソックスは現在地区4位と低迷しているものの、まだプレーオフ進出をあきらめたわけではなく、交換要員として即戦力の選手(先発投手?)を求めてくる可能性も十分ある。 一方、パドレスはトップ・プロスペクトのイーサン・サラスと
レオ・デブリーズの放出は何としても避けたい模様で、実際にトレードが成立するまでにはいくつもの障壁がある。それでも、大物釣りが得意なAJ・プレラーGMの手腕をもってすれば、決して不可能な話でもない。
左打席から素早く駆け出す姿から“リザード(トカゲ)”の異名を持つデュラン。走攻守で違いを持たすことのできるオールラウンダーがチームに加わった暁には、ドジャースにとってパドレスがこれまで以上に大きな脅威となることは間違いない。
近年、激化する一方のドジャースとパドレスのライバル関係。これからトレード・デッドラインにかけて、水面下での戦いも激しさを増していきそうだ。
構成●SLUGGER編集部
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