2024年の大谷翔平(ドジャース)の活躍ぶりを克明に記した書籍『SHO-TIME 3.0 大谷翔平 新天地でつかんだワールドシリーズ初制覇』(徳間書店刊)。その著者であるドジャースのビートライター、ビル・プランケット(『オレンジカウンティ・レジスター』紙)がインタビューに応じ、25年序盤の大谷を見ての印象を語ってくれた。
【画像】プランケット氏が筆を取った『SHO-TIME 3.0 』好評発売中!
――今季のここまでを振り返って印象に残っている出来事はありますか?
「やはり東京シリーズが印象深いですね。私個人としても、日本への旅行はすごく楽しかったし、何よりどこを見ても大谷、大谷、大谷……広告などが彼の写真で埋め尽くされていました。あれだけのスーパースターですから、日本でも彼が人気者なのは分かっていたつもりですが、正直言ってここまでとは思いませんでした。
東京ドームでの試合も、まだ練習だというのにファンが大谷を求めて大挙来場していた。実は東京シリーズは2試合ともカブスの主催だったのですが、そんな事実がかすんでしまうほどに、大谷の人気ぶりはものすごかったですよね」
――今季序盤も相変わらず圧倒的な打棒を披露していますが、大谷のバッティングに何か変化はありますか?
「昨季と比べて、彼の最大の強みである打球速度の速さには陰りがありません。その他のデータも参照してみましたが、特に昨季と比べて目立った変化はあまり見られないように感じます。つまり、昨季と変わらずメジャー最強クラスの打者だということですね。
ただ、相変わらず圧倒的な打棒を見せていますが、一つ気がかりがあるとすれば……5月17日の試合前に、ブルペンで50球のピッチング練習をしましたよね? これは1イニングを25球として、2イニングの実践を想定しての投球でしたが、その日のエンジェルス戦は6打数0安打でした。今後ピッチングに意識を向けることで、打撃に影響が出るかもしれない、というのは感じましたね」
【画像】プランケット氏が筆を取った『SHO-TIME 3.0 』好評発売中!
――今季のここまでを振り返って印象に残っている出来事はありますか?
「やはり東京シリーズが印象深いですね。私個人としても、日本への旅行はすごく楽しかったし、何よりどこを見ても大谷、大谷、大谷……広告などが彼の写真で埋め尽くされていました。あれだけのスーパースターですから、日本でも彼が人気者なのは分かっていたつもりですが、正直言ってここまでとは思いませんでした。
東京ドームでの試合も、まだ練習だというのにファンが大谷を求めて大挙来場していた。実は東京シリーズは2試合ともカブスの主催だったのですが、そんな事実がかすんでしまうほどに、大谷の人気ぶりはものすごかったですよね」
――今季序盤も相変わらず圧倒的な打棒を披露していますが、大谷のバッティングに何か変化はありますか?
「昨季と比べて、彼の最大の強みである打球速度の速さには陰りがありません。その他のデータも参照してみましたが、特に昨季と比べて目立った変化はあまり見られないように感じます。つまり、昨季と変わらずメジャー最強クラスの打者だということですね。
ただ、相変わらず圧倒的な打棒を見せていますが、一つ気がかりがあるとすれば……5月17日の試合前に、ブルペンで50球のピッチング練習をしましたよね? これは1イニングを25球として、2イニングの実践を想定しての投球でしたが、その日のエンジェルス戦は6打数0安打でした。今後ピッチングに意識を向けることで、打撃に影響が出るかもしれない、というのは感じましたね」
関連記事
- 「絶対に成功してやる」という強い気持ちと集中力、長期的な視野――『SHO-TIME 3.0』の著者が考えるカーショウと大谷翔平の共通点<SLUGGER>
- 選手たちがドジャーブルーに抱く強烈なプライドと自負。采配だけでは見えないロバーツ監督の最大の強みとは? ベテラン番記者が見た“最強軍団の真実”<SLUGGER>
- フリーマンの逆転サヨナラ満塁弾、ジャッジのまさかのエラー...ドジャース×ヤンキース再戦前に改めて振り返る2024年ワールドシリーズ名場面<SLUGGER>
- “魔改造工場”の新プロジェクトがスタート? ドジャースが不振でマイナー降格中の元オールスター守護神を緊急補強<SLUGGER>
- 5月だけで4度のサヨナラ負け...チーム不振にもかかわらず超有望株を3Aに“塩漬け”にするレッドソックス編成に批判の声<SLUGGER>