ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は6月3日(日本時間4日)、本拠地でのニューヨーク・メッツ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、3打数無安打、2三振2四球、打率は.288となった。チームは延長10回の末に6ー5で逆転勝ちを収め、連敗を「2」で止めた。
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大谷は1点を追う初回にメッツの先発右腕タイラー・メギル(防御率3.52)と対決。第1打席はカウント1ー2から外角への直球(155キロ)で見逃し三振となった。
3点リード、2死走者なしで迎えた2回の第2打席はカウント2-2から外角高めの直球(154キロ)を打ち上げ、左飛に倒れた。
5回、1死走者なしでの第3打席は、カウント2−2から5球目のチェンジアップ(143キロ)に手を出し、空振り三振。1点を追う8回の第4打席は元西武の右腕リード・ギャレットと対戦。フルカウントから四球を選んだ。
5ー5で迎えた延長10回の第5打席は、申告敬遠で出塁。最後はフレディ・フリーマンが適時二塁打を放ち、6対5でサヨナラ勝ちとなった。
ドジャースはクレイトン・カーショウが先発し、1回表にメッツのピート・アロンソに適時打を浴びて先制点を献上。3回には復調気味のソトに痛恨の2ラン本塁打を許し、リードを広げられた。さらに5回、またもアロンソに適時打を浴びるなど逆転を許し、5回途中5失点で降板した。
この日、カーショウは4.2回(92球)を投げて、6被安打、1被本塁打、2奪三振、3四球、5失点(自責3)の内容で今季初勝利を逃した。防御率は5.17となった。
大谷はこの日、バットから快音こそ響かなかったものの、今季はすでに両リーグトップタイの23本塁打を放ち、昨季を上回るペースで圧巻の活躍を続けている。この勢いでどこまで数字を伸ばすのか。大谷の一挙手一投足に、今後も注目が集まる。
構成●THE DIGEST編集部
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