現地６月３日、ロサンゼルス・ドジャースはニューヨーク・メッツと対戦し、６対５でサヨナラ勝ち。連敗を２でストップさせた。

　初回に１点を失ったドジャースが、裏の攻撃で自慢の打棒を見せつけた。左足薬指の骨折から復帰した２番ムーキー・ベッツが右前打を放つと、３番フレディ・フリーマンの適時二塁打で１対１の同点に追いついた。

　続く４番テオスカー・ヘルナンデスの四球後に１死一、三塁となり、５番ウィル・スミスの内野ゴロの間に１点を追加。さらに２死二塁で打席に入った６番マックス・マンシーが２試合ぶりの８号２ランを放って、４対１と逆転に成功した。

　初回に１点を失ったドジャースの先発クレイトン・カーショウは、３回にメッツの４番フアン・ソトに２ランアーチを浴び、５回にはピート・アロンソ、ブランドン・ニモに連続適時打。４回２／３、92球、被安打６、５失点、４対５とリードを許した時点でマウンドを降りた。

【動画】土壇場の９回に飛び出たマンシーの同点アーチ＆フリーマンの劇的サヨナラ打！
  　ドジャース中継ぎ陣が踏ん張ってメッツ打線を抑えると、１点ビハインドで迎えた９回裏だった。先頭のマンシーがこの試合２本目、直近４試合で５本目となる貴重な同点ソロアーチを叩き込み、ドジャースが息を吹き返した。

　勢いに乗ったドジャースはタイブレーク制の10回裏、フリーマンが１死一、二塁から二塁打を放ってサヨナラ勝ち。前日に続く延長戦を制して、連敗を２でストップさせた。

　劇的勝利を見届けたドジャースファンは大興奮。「マックスとフレディが救ってくれた」「素晴らしい結末」「スコットは10回をよく０で抑えた」「２試合続けて緊迫した試合だった」「フリーマン、ありがとう」と、サヨナラ勝ちのチームを称えた。

構成●THE DIGEST編集部

【記事】ド軍先発カーショウ、５回途中５失点で降板。「守備が乱れなければ結果は違っていたかもしれないが...」米記者が不安視「三振が奪えない状況が続いている」

【記事】「なんか惜しいなあ」900奪三振の菊池雄星、粘投も「また勝てず」エンジェルス勝利もファンは「勝ち運がないのかも」と複雑な声