ロサンゼルス・ドジャースの専門メディア『Dodgers Nation』は現地６月８日、守備で苦戦している三塁手マックス・マンシーに「思いがけない先生が現れた」と伝え、その正体が遊撃手ムーキー・ベッツであると明かした。

【画像】大谷真美子さんら世界の美女がずらり！ 常勝軍団ドジャースの名手たちを支える“ゴージャスでセレブな妻＆パートナー”を一挙紹介！ 　現地６月３日のニューヨーク・メッツ戦でリーグ４位タイとなる今季９個目のエラーを犯したマンシーは翌日、ベッツに見守られながら、内野コーチのクリス・ウッドワード氏と守備練習に励んだという。

　キャリアの大半を外野手として過ごし、32歳となった今季から遊撃手に再転向したベッツは内野手の経験値では34歳のマンシーに大きく敵わない。それでもチームメイトのために伝えられるものはあると考えているという。

「（マンシーが）どんな気持ちか、どんなに辛い状況か、よく分かる。彼（マンシー）は僕よりずっと（内野手として）経験豊富だけど、僕はこのオフシーズンで多くを学んだ。どうあるべきか、自分が何をすべきか正確に理解できている。そしてそれを教えられるんだ」

　一方、ベッツからアドバイスを受けたマンシーは「これが彼（ベッツ）のリーダーシップだ」と元MVPの献身性にリスペクトを送る。「フィールド上で選手たちをより良くしようと努力している。周囲の人々をより良くするのがとても上手なんだ。なぜなら、常に自分の知識を惜しみなく広めようとしているからね」

　チームのためになると思ったらすぐに行動を起こす、このベッツの存在が常勝軍団ドジャースには不可欠なのかもしれない。

構成●THE DIGEST編集部

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