現地９日（日本時間10日）、ロサンゼルス・エンジェルスの菊池雄星が本拠地でのアスレティックス３連戦初戦に先発登板し、今季２勝目を挙げた。７回1/3イニングで104球を投げ、１安打、５奪三振、１四球、無失点という圧巻の内容でアスレティックス打線を封じ込めた。
【動画】菊池、アスレティックス戦で５奪三振を記録

　菊池は、５回表１死までパーフェクトという完璧な投球を見せ、４対０とエンジェルスがリードした８回表、先頭の６番ニック・カーツを10球目、83.9マイル（約135キロ）のスライダーで空振り三振に仕留めたところでマウンドを降り、勝利投手の権利を手にした。試合はエンジェルスが７対４で勝利し、３連戦の初戦を白星で飾った。
  　この菊池の快投を受けSNS上には「圧巻だ！」「よかったよかった」「完璧すぎる投球」「やっと２勝目だよ」「勝ち投手やん」「今日は報われた」「被安打１とか神や」「良かった～。本当に良かった」など、称賛と安堵の声が多く寄せられた。

　これで菊池は今季14試合に先発し、２勝５敗、防御率は2.92を記録。チームはアメリカン・リーグ西地区３位（31勝34敗）と、巻き返しの気配を見せている。

構成●THE DIGEST編集部

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