圧巻の２発だった。

　現地６月14日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は、本拠地サンフランシスコ・ジャイアンツ戦に「１番・DH」で先発出場し、今季３度目の１試合２本塁打を含む３打数２安打２打点、２四球と躍動。両リーグトップの26本塁打を記録しているニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジ、シアトル・マリナーズのカル・ローリーとは、これで１本差となった。
【動画】「ドカーン！ショータイムだ！」大谷翔平が豪快に放った24号＆25号をチェック！

　まず初回、ジャイアンツの先発右腕ランデン・ループと対峙し、右中間スタンドに11試合ぶりの24号ソロを叩き込んだ大谷。第２、３打席は申告敬遠、四球で勝負を避けられるが、偉才の勢いは止まらない。６回先頭の第４打席で、３番手右腕トリスタン・ベックから再び右中間へ25号ソロを放ち、これが記念すべきメジャー通算250号となった。
  　この活躍ぶりを受け、米カリフォルニア州放送局『NBC Los Angeles』のマイケル・J・ドゥアルテ記者は、自身のXを更新。「今夜もまたショウヘイ・オオタニが歴史を塗り替えた」と書き始め、「メジャー史上最速で通算250本塁打以上、150盗塁以上を達成。その記録を成し遂げるのに要したのは、わずか944試合だ」と日本人スターの新たな快挙を伝えている。

　また、24号ソロに対しては、「ドカーン！ショータイムだ！オオタニがドジャースに先制点をもたらした」とリアルタイムで速報しているドゥアルテ記者。25号ソロには、「ドカーン！ショータイム（大谷の愛称）がカーテンコールだ！」と興奮気味に反応し、「１週間以上ホームランが出ていなかったが、その後に２発打っている」と続けていた。

　今季も数々の記録を塗り替える大谷。今後もそのパフォーマンスから目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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