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「正直言ってかなり恥ずかしい」ドジャースが繰り返す野手登板に“大谷翔平マニア”の米アナリストは否定的「スポーツにおいて最も恥ずべきことだ」

THE DIGEST編集部

2025.06.16

11対0とリードしていたドジャースは9回、K・ヘルナンデスをマウンドへ。しかし、3つの四球後にケイシー・シュミットに満塁アーチを打たれた。(C)Getty Images

11対0とリードしていたドジャースは9回、K・ヘルナンデスをマウンドへ。しかし、3つの四球後にケイシー・シュミットに満塁アーチを打たれた。(C)Getty Images

 米アナリストから容赦ない批判だ。

 現地6月14日、ロサンゼルス・ドジャースは、本拠地でのサンフランシスコ・ジャイアンツ戦に11対5で勝利。ただ、大きく点差が開いたこの試合では、またしても両チーム野手を登板させる珍事が起きたなか、9回にドジャースのキケ・ヘルナンデスがグランドスラムを浴びるなど、5失点で途中降板したことに関しては、一部から厳しい目が向けられている。

 試合後、米スポーツ専門局『FOX Sports』のアナリストを務め、“大谷翔平マニア”としても知られるベン・バーランダー氏は、自身のXを更新。「11対0とリードしている状況でキケ・ヘルナンデスを登板させ、それが突然11対5に。結局、別の投手を投入しなければならなかったというのは、正直言ってかなり恥ずかしい事態だ」と苦言を呈した。

【動画】9回にキケ・ヘルナンデスが打たれたグランドスラム
 
 また、「キケが再びマウンドに上がっている」と試合中に反応していたバーランダー氏は、現地13日に公開されているポッドキャスト番組『Flippin' Bats』の動画を掲載。かつてアトランタ・ブレーブスなどで通算213勝154セーブを挙げた名投手、ジョン・スモルツ氏の言葉を引用し、「スポーツにおいて最も恥ずべきことだと思う」と続けている。

 その動画内で野手登板への見解を問われたスモルツ氏は、「たまにならファンも面白がるかもしれない。しかし、これほど異常な頻度となれば、何か対策を講じるべきだろう」と言及。「他のスポーツでは考えられないことだ。NBAも大差の試合はある。ただ、観客席から人を連れてきたり、プレーさせたりはしない」と現状への不満を露わにしていた。

 賛否が分かれる野手登板。その是非は今後も議論が続いていきそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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