米メディア『The Athletic』が現地6月11日の記事で、春季トレーニング期間から開幕後の5月初旬にかけてMLBの21チーム・135人以上に聞いた匿名アンケートの結果を公開。「選手間で評判のいい球団はどこですか?」という質問で、圧倒的1位に選ばれたのがロサンゼルス・ドジャースだった。
複数回答可の問いに対し、ドジャースは82票を集めた。2位がヤンキース(40票)で、3位がブレーブス(25票)。4位以下は、カブス(22票)、ガーディアンズ、メッツ(各17票)、レッドソックス(15票)、レンジャーズ(14票)、アストロズ(11票)、レイズ(10票)、フィリーズ、ジャイアンツ(各8票)、パドレス(7票)、ブルージェイズ(5票)、ツインズ(4票)、レッズ(3票)、ロイヤルズ(2票)、ダイヤモンドバックス、オリオールズ、ブルワーズ、カーディナルス(各1票)の順だった。
ドジャースについては、「(勝つために資金を投じる手法は)野球に限らず、それがプロスポーツの目指すべき姿だ」「ドジャースは選手とその家族を大切にしているし、育成面も優れている」「際立っている。誰もが勝ちたいし、報酬を得たい。そこに行けば、それが実現するようだ」などといったコメントが選手から寄せられた。
一方、「選手間で評判が“悪い”球団」として最多得票を得たのが、アスレティックス(39票)。ホワイトソックス(31票)、ロッキーズ、マーリンズ(各25票)、パイレーツ(24票)、エンジェルス(19票)、マリナーズ(3票)、タイガース(2票)、ナショナルズ(1票)も含め、これらのチームに「評判のいい球団」の票は入らなかった。
選手の匿名コメントとして同メディアは、「アスレティックスは、とにかく(年俸が)安いから」「マイアミには方向性がなく、有望選手は全員17歳。何かを成し遂げるには7年かかる」「ロッキーズは勝とうとしていない」などを紹介。さらに、「史上最多の負け数を記録したホワイトソックスに誰が入りたいと思う?」「パイレーツのオーナーは勝利に興味がない」「エンジェルスの組織は上から下まで、自分たちが何をしているのか、まったく分かっていないらしい。そう聞いている」といった辛辣なコメントもあった。
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このような『The Athletic』の記事に、エンジェルス専門メディア『Halo Hangout』が6月14日の記事で反応。「エンジェルスの組織は徹底的に批判された。それは残酷だ」と報じた。
「アート・モレノに率いられるエンジェルスは、長らく機能不全に陥った混乱状態にあると見られてきた。選手の声は、私たちが知っているエンジェルスの実態を浮き彫りした。その影響は表面的な不満を超えた深い意味を持っている」
『Halo Hangout』は、「決定的なのは、モレノが支出を嫌うだけでなく、不適切な干渉と判断によるものだ。勝利につながる資金の使い方は期待できないし、堅実な組織を作るための支出もないだろう」とオーナーを批判。さらに「ペリー・ミナシアンGMも一貫したビジョンを築けない」と編成面の不満を記し、次のような文章で記事を締めた
「勝利を重ね、今後、しっかりとした決断を下せれば、こうした選手の認識を覆せるだろう。しかし、それが実現するまではあらゆるFA交渉、さらに自チームの選手との契約延長交渉において不利な立場に置かれるはずだ。悪い評判を払拭しない限り、エンジェルスは今後さらに底辺に沈む可能性がある」
構成●THE DIGEST編集部
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複数回答可の問いに対し、ドジャースは82票を集めた。2位がヤンキース(40票)で、3位がブレーブス(25票)。4位以下は、カブス(22票)、ガーディアンズ、メッツ(各17票)、レッドソックス(15票)、レンジャーズ(14票)、アストロズ(11票)、レイズ(10票)、フィリーズ、ジャイアンツ(各8票)、パドレス(7票)、ブルージェイズ(5票)、ツインズ(4票)、レッズ(3票)、ロイヤルズ(2票)、ダイヤモンドバックス、オリオールズ、ブルワーズ、カーディナルス(各1票)の順だった。
ドジャースについては、「(勝つために資金を投じる手法は)野球に限らず、それがプロスポーツの目指すべき姿だ」「ドジャースは選手とその家族を大切にしているし、育成面も優れている」「際立っている。誰もが勝ちたいし、報酬を得たい。そこに行けば、それが実現するようだ」などといったコメントが選手から寄せられた。
一方、「選手間で評判が“悪い”球団」として最多得票を得たのが、アスレティックス(39票)。ホワイトソックス(31票)、ロッキーズ、マーリンズ(各25票)、パイレーツ(24票)、エンジェルス(19票)、マリナーズ(3票)、タイガース(2票)、ナショナルズ(1票)も含め、これらのチームに「評判のいい球団」の票は入らなかった。
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「アート・モレノに率いられるエンジェルスは、長らく機能不全に陥った混乱状態にあると見られてきた。選手の声は、私たちが知っているエンジェルスの実態を浮き彫りした。その影響は表面的な不満を超えた深い意味を持っている」
『Halo Hangout』は、「決定的なのは、モレノが支出を嫌うだけでなく、不適切な干渉と判断によるものだ。勝利につながる資金の使い方は期待できないし、堅実な組織を作るための支出もないだろう」とオーナーを批判。さらに「ペリー・ミナシアンGMも一貫したビジョンを築けない」と編成面の不満を記し、次のような文章で記事を締めた
「勝利を重ね、今後、しっかりとした決断を下せれば、こうした選手の認識を覆せるだろう。しかし、それが実現するまではあらゆるFA交渉、さらに自チームの選手との契約延長交渉において不利な立場に置かれるはずだ。悪い評判を払拭しない限り、エンジェルスは今後さらに底辺に沈む可能性がある」
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