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菊池雄星、今季ワースト5失点で6敗目。リリーフ陣も打たれてオリオールズに2対11で大敗しカード全敗……

SLUGGER編集部

2025.06.16

10三振とドクターKぶりは発揮した菊池だが、要所は押さえられず5失点。防御率3.05と悪くはないがピリッとしない。(C)Getty Images

 現地6月16日、菊池雄星(エンジェルス)はオリオールズ戦にて今季15試合目の先発マウンドに上がった。6回途中10奪三振は今季最多だったものの、同ワーストの5失点を許して6敗目がついてしまった。

 9日の前回登板(アスレティックス戦)では8回途中1安打の好投を演じ、2勝目をもぎ取った菊池だが、この日は初回先頭のジョーダン・ウェストバーグにエラーでの出塁を許すと、続くラモン・ウリアスにいきなり2ランを被弾。3回には3者連続三振を奪うなど踏ん張ったものの、味方が同点に追いついた後の4回裏に今度はラモン・ローレアーノにタイムリー二塁打を許し、6回にも2死から3連打を浴びて5失点。ここで降板となった。
 

 しかし、リリーフで出てきたコナー・ブログドンも7回に4点を失うなど炎上。8回には本来クローザーのケンリー・ジャンセンが出てきたが、こちらも2失点とピリッとせず、結局オリオールズ打線の勢いを止めることはできないまま、2対11で大敗してしまった。

 エンジェルスは結局、このオリオールズ3連戦で全敗。2位だった地区順位が一気に4位まで後退してしまった。

構成●SLUGGER編集部

【動画】菊池、3回には3者連続三振を奪うも……