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大谷への死球は「明らかに意図的」と現地記者が説明。ロバーツ監督への退場宣告は「実に恥ずべきもの」

THE DIGEST編集部

2025.06.18

審判に猛抗議したロバーツ家督。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は現地6月17日、本拠地サンディエゴ・パドレス戦で3回に大谷翔平が右太ももへの死球を当てられたのち、警告試合となったことに激昂。ベンチから飛び出して自身今季初の退場処分を受けた。

 前日にアンディ・パヘス(ドジャース)へのデッドボールで両軍の緊張感が高まっており、今回の試合でも同回の表にフェルナンド・タティースJr.(パドレス)が死球を受けていた。そのような背景があった上での今回の大谷への死球、そしてロバーツ監督の退場に現地記者からもさまざまな反応があった。

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 ドジャース専門メディア『Honestly Dodgers』のヤコブ・ブランソン記者は自身のXで、死球を与えたランディ・バスケスが大谷への初球でも膝付近にボールを投げた場面の動画を添えて、「これが直前の投球だと考えると、(死球は)明らかに意図的だ」と投稿した。

 審判団の協議の末に両軍への警告が出されたことに納得がいかなかったのか、ロバーツ監督は審判に猛抗議。退場が告げられてもなおその怒りは収まらず、三塁塁審に詰め寄るのをほかの審判になだめられながら退場した。

 ド軍専門メディア『Dodgers Nation』の公式Xは「ロバーツ監督がこんなに怒っているのは数えるほどしかない」とその激昂ぶりを伝えた。

 また、同メディアのダグ・マッケイン記者はロバーツ監督が「デーブ・ロバーツは説明を求めるためにフィールドに2歩踏み出したところで、(三塁塁審の)トリップ・ギブソンによって退場させられた。 トリップ・ギブソンの行為は実に恥ずべきものだ。ワールドシリーズを2度制覇し、将来殿堂入りする監督をこんなことで追放するなんてとんでもない」と審判の行動に疑問を投げかけた。

 試合はドジャースが8対6で勝利した。

構成●THE DIGEST編集部

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