先発のブレイク・スネル、タイラー・グラスノー、佐々木朗希、トニー・ゴンソリンが負傷者リスト入りしているロサンゼルス・ドジャースが、7月31日のトレード期限までに先発投手を補強する噂は根強い。
地元紙『Los Angeles Times』のジャック・ハリス記者が、「ドジャースは先発投手に大金を投じる可能性は低い」と報じた一方、多くの米メディアはさまざまな補強案を提案。米紙『USA Today』のボブ・ナイチンゲール記者は6月15日の記事で、「驚く人は少ないと思うが、ドジャースもマイアミ・マーリンズのサイ・ヤング投手賞サンディ・アルカンタラを狙っている」と報じた。
「マーリンズのエース、アルカンタラはトミー・ジョン手術後、本来の力を取り戻しつつある。直近2試合の防御率は1.50。登板最初の11試合の防御率8.47を大きく改善させた。やはり、この右腕はトレード市場の最有力候補になるだろう」
しかし、14勝を挙げて防御率2.28を記録した2022年にサイ・ヤング賞を受賞したアルカンタラの補強を巡っては、ドジャース専門メディア『Dodgers Way』が懸念を示した。
「アルカンタラの補強の噂が出ているが、トミー・ジョン手術で24年を全休し、今シーズンは14回の先発登板で3勝8敗、防御率6.88。しかも6イニング以上、投げていない。こうした不振のおかげで価格はかつてないほど下落している。年俸1730万ドル(約25億円)は成績に見合わないため、マーリンズも放出できれば大助かりだろう。しかし、アルカンタラがサイ・ヤング賞を受賞した時代はとうに過ぎ去った」
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このようにアルカンタラに疑念を抱く同メディアは、「先発投手を探しているドジャースが、十分な結果を期待できない懸念があるのであれば、トレードで獲得する価値はあるのだろうか」と記し、「投球イニング数が少ない投手を獲得しても、ドジャースは怪我のリスクを抱える投手がまたひとり増えるだけだ」と補強の噂に賛同しなかった。
現地6月16日に大谷翔平が投手復帰を果たしたものの、当面はショートイニングの登板が見込まれており、先発投手の数不足が解消されるわけではない。先発がほしい状況は変わらないながらも、同メディアは怪我のリスクがあるアルカンタラの獲得には終始、否定的だった。
構成●THE DIGEST編集部
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現地6月16日に大谷翔平が投手復帰を果たしたものの、当面はショートイニングの登板が見込まれており、先発投手の数不足が解消されるわけではない。先発がほしい状況は変わらないながらも、同メディアは怪我のリスクがあるアルカンタラの獲得には終始、否定的だった。
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