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「お前、誰だと思ってるんだ」パ軍監督の罵声にも冷静対応!パヘス、大谷翔平への死球に「フラストレーションがたまった」

THE DIGEST編集部

2025.06.19

死球の翌日に4打数4安打2本塁打3打点と爆発したパヘス。(C)Getty Images

 現地6月16日(日本時間17日)、ドジャー・スタジアムで行なわれたサンディエゴ・パドレスとの4連戦初戦で、ロサンゼルス・ドジャースのアンディ・パヘスは相手先発ディラン・シースから死球を受けた。
【動画】パヘスへの死球シーン&翌日の4打数4安打2本塁打3打点の大活躍

 ドジャースが4連勝を飾った試合後、パヘスは地元メディア『Dodger Blue』に対し「二塁からのサイン盗みを疑われた報復だった」と感じたことを明かした。パヘスが死球の直後にシースを睨みつけた際、パドレスのマイク・シルト監督が「お前、一体誰だと思ってるんだ」と激昂する様子も中継に映し出された。パヘスは「実は今朝、その映像を見た。シルト監督の発言は気にしていない。昨日のことは忘れて、今日に集中した」と冷静に語った。
 
 パヘスは翌17日の試合で2回に2ラン、さらに1点ビハインドの4回には同点に追い付くソロ弾を放つなど大暴れ。「試合の流れを引き戻せて嬉しかった」と声を弾ませた。

 ただこの試合、球場が一時騒然となる出来事が起きた。3回に大谷がパドレスの右腕ランディ・バスケスから右太ももに死球を受けた。これにデーブ・ロバーツ監督は激昂し、ベンチから飛び出して判定に猛抗議。退場処分を受けた。「大谷があんな形で死球を受けたのは、正直フラストレーションがたまった。幸いケガはなかったが、見ていていい気分ではなかった」と、その胸中を明かした。

 同僚の死球を受け、闘志に火が付いた24歳は3点リードの6回無死一、二塁の好機でダメ押し適時打を放つなど4安打2本塁打3打点と大爆発。パヘスの活躍は、今後もドジャース躍進に欠かせない存在となるだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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