現地18日（日本時間19日）、ロサンゼルス・ドジャースのエメット・シーハンが、ついにメジャーリーグのマウンドへ帰ってきた。
【動画】シーハンは４回に三者三振を奪いマウンドを降りた

　本拠地ドジャー・スタジアムで行なわれたサンディエゴ・パドレスとの４連戦３戦目で、今季初先発として登板。これは2023年10月7日のポストシーズン、アリゾナ・ダイヤモンドバックス戦以来、実に620日ぶりとなるメジャー登板となった。
  　シーハンは24年５月に右肘の内側側副靱帯のトミー・ジョン手術を受け、約１年にわたりリハビリに専念してきた。この日、25歳の右腕は４回65球を投げ、被安打３、奪三振６、無四球で１失点（自責点1）という内容でマウンドを降りた。０対１とリードを許した状態で降板したが、試合はその後ドジャースが４対３で逆転勝利を収め、チームは５連勝を飾った。

　手術明けとは思えない安定した制球力と、要所での三振を奪う力強さは、シーハンのポテンシャルの高さを改めて印象付けた。長いリハビリを乗り越え、メジャー復帰を果たしたシーハン。今後のさらなる活躍に、注目が集まる。

構成●THE DIGEST編集部

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