現地6月18日、レイズはオリオールズ戦に12対8で勝利した。スコアだけ見れば乱打戦のゲームだったということしか分からないが、その中身は前代未聞だった。
2回、レイズは先発のタージ・ブラッドリーがオリオールズ打線に打ち込まれた。コルトン・カウザーが3ランを皮切りに、セドリック・マリンズとガナー・ヘンダーソンがそれぞれソロとタイムリーで追撃し、最後は投手がケビン・ケリーに代わったところでラモン・ローレアーノが3ラン。6安打1四球を積み上げた打者一巡の猛攻で、何とオリオールズは8点を先制したのである。
だが、そこからレイズ投手陣は奮起した。2回からまたいで続投のケリーを含め、6投手がその後7イニングを無安打無得点に抑えたのだ。
投手陣の奮闘に打線も応える。3回に3点、4回に1点を返すと、5回にはブランドン・ラウの2ランなどでさらに4点を奪ってついに同点。7回には4安打4得点で突き放し、ついには勝利してしまったのである。
記録によれば、MLBではこれまでの歴史で1イニングに8点以上の先制を許したチームは450もあるという。だが、その後は無安打無得点に抑え、あまつさえ逆転勝利を収めたのは、18日のレイズしか存在しない。これにはファンも「このチームは特別だ!」「アメージング・レイズ!」と大喜びしている。
これでレイズは今季41勝目。地区首位のヤンキースとのゲーム差はわずか1.5まで縮まった。「450分の1」のあまりにも劇的な逆転勝利が、チームに勢いをもたらしてくれるかもしれない。
構成●SLUGGER編集部
【動画】8点を追いついたレイズ! 投手陣の踏ん張りもまさに異例
【記事】大谷翔平がメジャー史上最速「944」。"新たな快挙"に米記者は大興奮「今夜もまた歴史を塗り替えた」
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だが、そこからレイズ投手陣は奮起した。2回からまたいで続投のケリーを含め、6投手がその後7イニングを無安打無得点に抑えたのだ。
投手陣の奮闘に打線も応える。3回に3点、4回に1点を返すと、5回にはブランドン・ラウの2ランなどでさらに4点を奪ってついに同点。7回には4安打4得点で突き放し、ついには勝利してしまったのである。
記録によれば、MLBではこれまでの歴史で1イニングに8点以上の先制を許したチームは450もあるという。だが、その後は無安打無得点に抑え、あまつさえ逆転勝利を収めたのは、18日のレイズしか存在しない。これにはファンも「このチームは特別だ!」「アメージング・レイズ!」と大喜びしている。
これでレイズは今季41勝目。地区首位のヤンキースとのゲーム差はわずか1.5まで縮まった。「450分の1」のあまりにも劇的な逆転勝利が、チームに勢いをもたらしてくれるかもしれない。
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