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「身体に負担がかかる」大谷翔平の“先発起用”にレジェンド右腕が警鐘「肘が再び壊れないという保証はない」リリーフ起用を提言「長く現役でいてほしい」

THE DIGEST編集部

2025.06.20

現地16日のパドレス戦で投手復帰した大谷。(C)Getty Images

現地16日のパドレス戦で投手復帰した大谷。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が現地6月16日、サンディエゴ・パドレス戦で663日ぶりに投手復帰した。先発した大谷は、1回28球を投げて、被安打2、1失点で降板。1回裏からは指名打者として出場し、4打数2安打2打点、1四球2三振の成績をマークした。
【動画】大谷翔平の復帰登板の様子!

 MLB通算219勝を挙げ、ボストン・レッドソックスなどで3度のサイ・ヤング賞を受賞したレッドソックスの特別GM補佐のペドロ・マルティネス氏が大谷の二刀流復活に対して、私見を述べた。

 マルティネス氏は同17日、自身のXを更新。「オオタニはリリーフとして1~2イニングの間なら、球速99~100マイル(約159~161キロ)を維持できるだろう」との見解を述べ、続けて、こう指摘した。
 
「でも、先発投手となると、それは身体に大きな負担をかける。肘が再び壊れないという保証はどこにもない」

 さらに同氏は「正直言って、彼が先発投手として戻ってくることには賛成できない。先発としてやるには、準備に時間が必要だし、自分のペースを保つことが大切なんだ」とコメント。強調して、以下のようにリリーフ起用を推した。

「僕は彼に長く現役でいてほしいと思ってる!彼には健康で、幸せでいてほしい。リリーフなら、2イニングで99~100マイル(約159~161キロ)を維持できる。でも先発は、本当に身体への負担が大きいんだ」

 レジェンド右腕が指摘したように、故障のリスクがないとは言い切れない。過去に2度のトミー・ジョン手術を経験している大谷にとっては、リリーフ起用が妥当なのかもしれない。

構成●THE DIGEST編集部

【記事】「衝撃的な復活劇」ド軍の25歳右腕、4回1失点の好投。現地メディアも称賛「ローテーションを支えてくれる存在になるだろう」
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