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「1-1-3-0-0-0-2」ヤンキースが歴史的な“不名誉記録”「これほどの低迷は1908年9月以来」「確かに異常だ」

THE DIGEST編集部

2025.06.19

6連敗中のヤンキース。主砲ジャッジに当たりが出ていないのも、勝てない原因だ。(C)Getty Images

6連敗中のヤンキース。主砲ジャッジに当たりが出ていないのも、勝てない原因だ。(C)Getty Images

 ニューヨーク・ヤンキースが泥沼から抜け出せない。42勝31敗でア・リーグ東地区首位こそ保っているものの、直近6試合で6連敗。地区2位タンパベイ・レイズとのゲーム差が1.5に縮まった。

 現地6月12日に1対0で勝利したカンザスシティ・ロイヤルズ戦を最後に、翌日からのボストン・レッドソックスとの3連戦で3連敗。続くロサンゼルス・エンジェルスとの4連戦のうち、最初の3試合に敗れた。

 ロイヤルズ戦とレッドソックスとの3連戦、そしてエンジェルスとの3試合で挙げた得点数は、「1-1-3-0-0-0-2」。4点以上が1試合もなく、3戦連続で無得点という試合もあった。

 スポーツ統計メディア『Sports Reference』のケイティ・シャープ氏は、ヤンキースが連続する7試合の合計得点数が7点以下、さらにその7試合で6敗したのは、1908年9月1日~7日以来だと報じた。

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 この報道に反応したのが、米メディア『Fastball』だった。現地6月18日の記事で、「6連敗のヤンキースが、さらに不名誉な歴史を築いた。18日のエンジェルス戦で30イニング連続無失点を止めることができたが、試合に勝てなかった」と伝えている。

「6連敗で、しかも直近7試合で計7得点。『Sports Reference』のケイティ・シャープ氏によると、これほどの低迷は球団史上二度目。117年前の1908年9月以来だ。5連敗後、アーロン・ジャッジ、ジャンカルロ・スタントン、コディ・ベリンジャー、ポール・ゴールドシュミットらが選手ミーティングを開催した。チームのベテラン選手たちは6敗目も深刻に受け止めるべきだ。ヤンキース打線の苦戦は、確かに異常だ」

 チームの不調と同じように、主砲ジャッジのバットも湿り気味。6連敗中の間の打撃成績は、23打数2安打、打率.087とまったく当たりが止まってしまった。現地6月19日にヤンキースは、エンジェルスとの4連戦の最終戦を迎える。はたして東の名門は、連敗をとめることができるのか。

構成●THE DIGEST編集部

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