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大谷翔平がみせた死球直後の振る舞いをMLB称賛! 怒る自軍ベンチをなだめるジェスチャー、敵陣と握手する姿に感服「オオタニが仲裁役を務めた」

THE DIGEST編集部

2025.06.20

9回に死球を背中に受けた大谷。このあとの対応が称賛が溢れている。(C)Getty Images

 大人の対応に注目が集まっている。

 現地6月19日、ロサンゼルス・ドジャースは本拠地でのサンディエゴ・パドレス戦に3対5で敗れた。9回表にパドレス選手の死球をきっかけに両軍が入り乱れる乱闘騒ぎが起き、警告試合に発展。その裏、大谷翔平も死球を受けたが、怒る自軍ベンチをなだめるようなジェスチャーを見せてから一塁へ向かった。
【動画】「出てこなくていい!」死球直後、大谷翔平が両軍をなだめた大人の対応の一部始終

 地区優勝を争う宿敵同士の一戦は新たな遺恨が勃発した。ドジャース5点ビハインドの9回表、パドレスのフェルナンド・タティースJr.が死球を受けて悶絶。これにパドレスのマイク・シルト監督が激怒してベンチから飛び出すと、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督と応戦する事態に。選手らも続いて両軍が一触即発の雰囲気となり、主審は両指揮官の退場を宣告した。

 その裏、今度は大谷の背中付近にロベルト・スアレスが投じた100マイル(約160キロ)のフォーシームが背中付近に直撃。この一球でスアレスは退場処分になった。スーパースターへの死球にドジャースベンチは怒りを表し、再びベンチから飛び出さんとした時だ。大谷がすぐに自軍ベンチに向かって「出てこなくていい!」と言わんばかりに、なだめるような仕草を見せて一塁へ歩いた。

 これだけではない。試合が中断している間、大谷はパドレスのベンチの方へ歩み寄り、パドレスの選手と笑顔で何かを話すようなシーンも。塁上では相手一塁手のルイス・アラエスと「仲良くやろうよ」と握手する場面が中継局のカメラに抜かれた。
 
 大谷の対応にはMLB公式が早速反応。死球を受けてからの対応をミニハイライトにまとめて、「ショウヘイ・オオタニが乱打戦の最後に仲裁役を務めた」と文面に記し、その行動を称えた。

 SNS上ではこの動画が一気に拡散。日米ファンを中心に殺伐とした雰囲気の中、大谷の振る舞いが大きな注目の的となっている。

構成●THE DIGEST編集部

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