米スポーツ専門メディア『Sports Illustrated』のロサンゼルス・ドジャース版は現地６月18日、同球団の編成総責任者アンドリュー・フリードマン氏が、今季チームに加入するも不振が続いている左翼手マイケル・コンフォートのトレードについて言及したと伝えた。

【画像】大谷翔平の妻、田中真美子が輝いた“現役バスケ選手時代”を厳選フォトで一挙紹介！ 貴重なショートカット時代も 　今季規定打数に到達した選手のなかで、最低の打率.168、ワースト２位の長打率.277を残しているコンフォートについて、フリードマン氏は「今の時点では明らかに、マイケルは自身が期待していた、あるいは私たちが期待していたほどの実力を発揮していない」と不調を抜け出せていない現状を認めた。

　一方で、フリードマン氏は「彼の仕事ぶりや進歩を見ていると、これからの２か月は直近の２か月よりもずっと良いに違いない」と後半戦に向けて復調に期待。これは以前、「マイケルは良い状態にある。これからも機会を与え続ける」と話していたブランドン・ゴームズGMの考えと一致するものだ。

　加えてフリードマン氏は「もちろん、他の選手たちと同じように、彼らのパフォーマンスを見極め続けるつもりだ」と語り、「重要なのは、怪我をしたり、パフォーマンスが悪い場合、別の改善策があると感じているかどうかだ」とし、ここまで調子が悪くても、復調のための方法があれば、簡単には見放さないとの考えを明かした。

　そしてフリードマン氏は、コンフォートのトレードについて、「絶対にないとは言い切れない」と述べつつ、「非常に高いハードルを設けているため、可能性は非常に低いと考えている」と自身が以前から狙ってようやく獲得した“左の強打者”への期待感を示した。

構成●THE DIGEST編集部

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