元メジャーリーガーでトミー・ジョン手術の経験を持つ野球解説者の五十嵐亮太氏が、自身のYouTubeチャンネルを更新。現地6月16日、サンディエゴ・パドレス戦で663日ぶりに投手復帰したロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平の今後の戦い方について私見を語った。
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五十嵐氏は、復帰登板が急きょ決定されたことについて「びっくりした」と率直な気持ちを明かし、以下のように驚きを示した。
「ライブBPを3回やって、その気になれば投げられる状態にまで上がってきていると思ってましたが、まだ球数もそんなにいってなかったので、ある程度増やしていって、ボールの精度やコントロールがもう少し良い状態になったら登板するのかと思っていました」
続けて「リハビリしてマイナーで3、4試合投げてメジャーに戻るというのが本来の怪我をしたときのプロセス」と通常の復帰までの過程を説明。そのうえで、こう感嘆した。
「BPを重ねるよりも、試合の中で調整していきたいっていうことを監督に相談してOKが出たわけだから、マイナーで投げたいって言ったら投げれると思うんですよ。だけど、レベルの高いメジャーでピッチングの調整をしますっていうのは...大谷選手の凄さなんだと思います」
また、大谷の復帰登板を見て、こう感想を話した。
「身体自体は良かったと思います。スピードが出るっていうのもすごく重要。しかも抑えようと思ったら力が入っちゃうんですよ。だから、本人も(球速を)抑えようと思っても、抑えることができなかったんですよ」
そんな大谷について、「基本投げる球種がスイーパーとストレートが中心で、しかもパワーで三振を狙いに行くようなピッチャースタイル。でも、同じようなスタイルでやっていくと、怪我をするリスクは高い」とこれまでの投球スタイルに警鐘を鳴らし、次のように語った。
「(身体への負担を減らすには)今年から投げ始めたシンカー。スイーパーと違って肘の負担を減らせる。スイーパーは空振りを取りにいくボールだけど、シンカーはゴロを打たせにいくボールなので、球数を減らすこともできて長いイニングも投げることができる」
一方、課題については「ストライク率だと思う。パワーピッチャーで空振りが取れないってちょっと引っかかるんですよ。球数とイニングをどれだけ増やせるか、あとは空振り率とストライク率、ここを上げたいんじゃないかな」と分析した。
構成●THE DIGEST編集部
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「ライブBPを3回やって、その気になれば投げられる状態にまで上がってきていると思ってましたが、まだ球数もそんなにいってなかったので、ある程度増やしていって、ボールの精度やコントロールがもう少し良い状態になったら登板するのかと思っていました」
続けて「リハビリしてマイナーで3、4試合投げてメジャーに戻るというのが本来の怪我をしたときのプロセス」と通常の復帰までの過程を説明。そのうえで、こう感嘆した。
「BPを重ねるよりも、試合の中で調整していきたいっていうことを監督に相談してOKが出たわけだから、マイナーで投げたいって言ったら投げれると思うんですよ。だけど、レベルの高いメジャーでピッチングの調整をしますっていうのは...大谷選手の凄さなんだと思います」
また、大谷の復帰登板を見て、こう感想を話した。
「身体自体は良かったと思います。スピードが出るっていうのもすごく重要。しかも抑えようと思ったら力が入っちゃうんですよ。だから、本人も(球速を)抑えようと思っても、抑えることができなかったんですよ」
そんな大谷について、「基本投げる球種がスイーパーとストレートが中心で、しかもパワーで三振を狙いに行くようなピッチャースタイル。でも、同じようなスタイルでやっていくと、怪我をするリスクは高い」とこれまでの投球スタイルに警鐘を鳴らし、次のように語った。
「(身体への負担を減らすには)今年から投げ始めたシンカー。スイーパーと違って肘の負担を減らせる。スイーパーは空振りを取りにいくボールだけど、シンカーはゴロを打たせにいくボールなので、球数を減らすこともできて長いイニングも投げることができる」
一方、課題については「ストライク率だと思う。パワーピッチャーで空振りが取れないってちょっと引っかかるんですよ。球数とイニングをどれだけ増やせるか、あとは空振り率とストライク率、ここを上げたいんじゃないかな」と分析した。
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