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不振極めるド軍コンフォート、ロイヤルズにトレード移籍か「環境の変化によって、彼の打撃に再び火がつくかもしれない」ロ軍記者が加入期待

THE DIGEST編集部

2025.06.22

ロイヤルズへの移籍の可能性が報じられたドジャースのコンフォート。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースのマイケル・コンフォートを求める声が、カンザスシティ・ロイヤルズの担当記者から挙がった。

 米誌『Sports Illustrated』でロイヤルズを担当するコリン・キーン記者は、現地6月20日の記事で「トレード期限が7月31日に迫るなか、チームは攻撃力のある外野手の強化を検討しているはずだ。そして、興味深い名前が報じられた。ドジャースのコンフォートだ」と報じた。

 コンフォートは1年1700万ドル(約25億円)でドジャースに加入。オールスター出場の実績を持つ強打者として、とりわけ打撃力を期待されていた。しかし蓋を開けてみれば、66試合の出場で打率.165、4本塁打、13打点。ドジャースにとって完全に当てが外れた格好だ。

 そんなコンフォートについて、キーン記者は「ドジャースで苦戦しているが、環境の変化によって、彼の打撃に再び火がつくかもしれない。ロイヤルズのカウフマン・スタジアムは打者有利の球場だ」と説明。「1700万ドルの契約は今シーズンで満了する。長期的な金銭負担がなく、ロイヤルズにとって低リスク・高リターン。有望株1~2人とのトレードで獲得できる可能性がある」と期待を込めた。

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「キャリアを見る限り、現在の不振は例外に当たるだろう。ロサンゼルスのプレッシャーから逃れ、プレーオフを狙うロイヤルズに加入することは、彼にとって必要な"リセット"になるかもしれない。ロイヤルズは切実に強打者を必要としているし、本人にとってもシーズンを立て直すきっかけになるはず。双方にメリットがあるトレードだ」

 キム・ヘソンにキケ・ヘルナンデスと、ドジャースは外野陣のバックアッパーに事欠かない。いくつもの米メディアがコンフォートの移籍の可能性を報じているなか、はたして7月末のトレード期限までに動きがあるのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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