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異例の計8死球…ドジャースとの乱闘騒ぎは「全く後悔していない」パドレス監督が一夜明け言及「タティやチーム、街、組織のために立ち上がった」

THE DIGEST編集部

2025.06.21

異例の8死球…ドジャースとの乱闘騒ぎは「全く後悔していない」パドレス監督が一夜明け言及「タティやチーム、街、組織のために立ち上がった」

異例の8死球…ドジャースとの乱闘騒ぎは「全く後悔していない」パドレス監督が一夜明け言及「タティやチーム、街、組織のために立ち上がった」

 現地6月19日、サンディエゴ・パドレスは敵地でのロサンゼルス・ドジャース戦に5対3で勝利。フェルナンド・タティースJr.が死球を受けた9回表に、両軍入り乱れる乱闘騒ぎが勃発し、両監督に退場処分が下された。この4連戦だけで計8死球が飛び交い、2度も警告試合が発せられるというのは、まさに異例の事態だ。

 それから一夜明け、1試合の出場停止処分が下されたパドレスのマイク・シルト監督は、本拠地でのカンザスシティ・ロイヤルズ戦前の取材に対応。地元ラジオ局『97.3 The Fan』の公式Xが映像を公開しており、そこで指揮官はタティースJr.の無事を伝え、「痛みを抱えながらも試合に出たがっている。精神的にも肉体的にもタフな男だ」と語った。

 さらに「クリーンな試合をするだけだ。第一にチームを代表し、パドレスや球団、そして街を守らなければならない」と自身の行動原理を説明。「ゲームの良き指導者として、正しいプレーの仕方を体現しなければならない。それがキャリアを通し、意識的に取り組んできたことのひとつだ」と力強く語っている。

【動画】ドジャース対パドレス戦で死球が相次ぎ、両軍が入り乱れるシーンも
 
 また、「タティやチーム、街、組織のために立ち上がったことは、全く後悔していない」とも話しているシルト監督。「ああいった一連の振る舞いは、毎晩やりたいようなものではないし、二度と繰り返す必要もない。ただ状況に応じた適切な対応をとった」と続けており、チームを守るための決断に対しては「全く後悔していない」と強調した。

 一方で、大谷翔平への死球で3試合の出場停止が発表され、異議申し立てで処分が保留中となっている守護神ロベルト・スアレスについては、「故意ではなかった」と擁護し、「処分が重すぎる」と自身の見解を示した。乱闘騒ぎの波紋が広がっており、一連の出来事は、両チームの遺恨をより深めることになりそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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