今季からロサンゼルス・ドジャースに加入した左の強打者マイケル・コンフォートは、開幕から68試合に出場し打率.165、出塁率.296、OPS.565と苦戦している。１年1700万ドル（約25億円）の契約に見合う成績は、いまだ残せていない。
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　現地22日、地元メディア『Dodger Blue』は、『ロサンゼルス・タイムズ』紙のビル・シャイキン記者の記事を引用し、ドジャースのアンドリュー・フリードマン編成本部長がコンフォートの今後について語ったことを伝えた。
  「現時点では、明らかにコンフォートは本人の期待にも、我々の期待にも応えられていない。しかし、彼の取り組み方や進歩を見る限り、次の２ヶ月はこれまでの２ヶ月よりもはるかに良くなると確信している」と、低迷から脱しきれない現状を認めつつも、後半戦での巻き返しに大きな期待を寄せている。

　さらに同メディアによると、デーブ・ロバーツ監督もコンフォートの不振について「おそらく、ストレートに対応できていない。それが打撃のズレにつながっているが、現在は修正に取り組んでいる」と語り、速球への対応が改善されれば、本来の打撃を取り戻せるとの見方を示した。

　低迷が続くコンフォートだが、首脳陣は彼の能力を信じ、復調への道筋を模索している。後半戦、左の強打者としてチームの勝利に貢献できるか、その真価が問われるだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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