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カブス鈴木誠也が1試合2発で20号到達...キャリア最多に王手も守備に反省「言い訳はできない」

THE DIGEST編集部

2025.06.23

今季19号と20号本塁打を放った鈴木。(C)Getty Images

 シカゴ・カブスの鈴木誠也が現地6月22日(日本時間23日)、本拠地で行なわれたシアトル・マリナーズ戦に3番・右翼で先発出場し、1試合2発のホームランで今季20本塁打に到達。しかし、試合後のインタビューでは、右翼守備での2つのミスに対する反省の言葉を口にした。
【動画】鈴木誠也が放った19号&20号本塁打!

 鈴木は2点を追う初回、2死走者なしの第1打席でマリナーズの先発ローガン・ギルバートと対決し、初球の直球(154キロ)を強振。打球は111.2マイル(178.9キロ)、角度19度の弾丸ライナーで左翼スタンドへと叩き込んだ。これで今季19号目のソロ本塁打をマークした。

 さらに3点を追う5回の2死一塁の第3打席に再び右腕ギルバートと対峙。カウント1ー1から3球目のスプリット(130キロ)を振り抜き、左翼スタンドへと叩き込み、この日2発目の20号2ランを記録した。これで自身のメジャー最多記録となる21本塁打(2024年)にあと1本と迫った。
 
 一方で、守備では3回に右翼線へのフライを見失い捕球に失敗。さらに5回にもゴロを処理し損ねてエラーし、二塁を許してしまった。打撃では圧巻のパフォーマンスを見せたが、守備では2失策とミスが目立ち、チームも14ー6で大敗。課題の残る試合となった。

 鈴木は試合後のインタビューで、「チームのために取り返そうとしてました。バッターボックスでもっと積極的にいこうと全力を尽くしていました」とコメント。続けて、守備での失策について、厳しい表情でこう語った。

「どんなことに対しても言い訳はできない。フィールドに出たらプレーしなきゃいけない。それだけを考えてやってます」

 今季は主に指名打者として起用されている鈴木だが、カブスの正右翼手のカイル・タッカーの怪我の影響などもあり、外野手としての出場機会が増加。過去18試合中7試合で右翼や左翼を守っている状況だ。

 この日、2本塁打で結果を残した鈴木。打撃の調子をキープしながら、守備でも存在感を示せるか。今後のパフォーマンスに注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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