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「もし有望株を差し出す必要がなければ...」ドジャースがカ軍右腕の獲得を検討か? トレード期限での補強候補に浮上と米報道「動く可能性は十分にある」

THE DIGEST編集部

2025.06.23

ドジャースが興味を示していると報じられたカーディナルスの右腕フェッディ。(C)Getty Images

 ナ・リーグ西地区首位を走るロサンゼルス・ドジャースが、セントルイス・カーディナルスの右腕エリック・フェッディをトレード期限(現地7月31日)までの補強候補に挙げていると現地6月22日、米メディア『Sports Illustrated』が報じた。
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 フェッディは今季からカーディナルスに加入し、ここまで15試合に先発登板。防御率3.54、3勝6敗、55奪三振、36与四球の成績をマークしている。

 同メディアはそんな右腕について「平均的なメジャーの投手よりも16%優れた成績を残している。年俸は約1500万ドル(約23億円)とされているが、32歳という年齢や契約内容から、トレードの対価が比較的抑えられる可能性があると見られている」と伝えた。

 続けて、同メディアは「ド軍は投手層の薄さや故障者の続出に悩まされており、復帰を待つよりも、期限前トレードで新たな投手を加えるのが現実的な解決策になりうる」とドジャースの現状に触れ、以下のように指摘した。
 
「ドジャースにとって急務は10月までに実力ある投手を獲得することだ。もし有望株を多く差し出す必要がなければ、アンドリュー・フリードマン編成本部長が動く可能性は十分にある」

 フェッディの投球について、同メディアは「持ち球はシンカー、カットボール、スイーパー、チェンジアップの4球種。中でも決め球となるのがスイーパーで、被打率はわずか.194(昨季は.165)と、今季も高い効果を維持している」と高評価。さらに次のように称えた。

「平均球速は93.1マイル(約150キロ)でMLB全体の上位29%に過ぎないが、速球の貢献度は92パーセンタイルと非常に高く、リーグでも指折りの評価を受けている」

 最後に同メディアは「若手有望株を失うことなく、安定した先発を加えることができれば、ドジャースにとって最適な補強になるだろう」と記述し、期待を寄せた。

 ドジャースが右腕フェッディのような投手を獲得することができれば、同メディアの指摘通り、チームに新たな安定感をもたらすことができるかもしれない。今後の動向にも注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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