現地６月24日、大谷翔平（ロサンゼルス・ドジャース）がまたも魅せた。クアーズ・フィールドで開催されたコロラド・ロッキーズ戦の第４打席で、２試合連続となる今季27号2ランを放った。

【動画】「ねじ込んだ！」大谷が放った日米通算300号に米メディアも熱狂

　この日、大谷はそれまで中飛、左飛、空振り三振と無安打。しかし、６回表、３点リードの無死一塁という場面で迎えた第４打席で意地の一発を披露した。相手の救援左腕、今季メジャーデビューのライアン・ロリソンが投じた速球を鋭く捉え、打球は逆方向の左翼席へ。打球速度101.6マイル（約163.5キロ）、飛距離373フィート（約113.7メートル）を計測し、スタンドに突き刺さった。この一発で大谷は、日米通算300本塁打を達成した。
  　圧巻ライナーの一発に米メディアも熱狂。地元紙『Los Angeles Times』ジャック・ハリス記者は、自身のXに「ショウヘイ・オオタニが逆方向へ力強く運ぶ２ランホームラン！ナ・リーグトップの今季27号！ドジャースが８対３でリード、６回表」と速報を打った。

　さらに米ポッドキャスト番組『Talkin’ Baseball』は、「ショウヘイがねじ込んだ！」と興奮ぎみに綴り、ドジャース向けポッドキャスト番組『The Incline』は「ショウヘイ・オオタニ、文句なしのホームランだ」とコメントした。

　試合は９対７とドジャースが勝利。記録に残る大谷のホームランが、チームと関係者を大いに沸かせた夜となった。

構成●THE DIGST編集部

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