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「内野フライで...だ。冗談だろ」突然の豪雨が呼び込んだ“ド軍戦の悲劇”にロッキーズ地元記者が嘆き節「今季を象徴している」

THE DIGEST編集部

2025.06.26

ドジャースのマンシーが打ち上げた内野フライが先制点につながった。(C)Getty Images

 低迷するチームに大雨が追い打ちをかけた。
 
 現地6月25日、ナ・リーグ西地区で最下位に沈んでいるコロラド・ロッキーズは、同地区首位のロサンゼルス・ドジャースに1対8と完敗。開幕80試合を終えた時点で、18勝62敗の勝率.225と苦しい戦いが続いている。2019年から6年連続でシーズン負け越し、23年から2年連続で100敗を喫しており、今季もここまで36勝126敗ペースだ。
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 同試合で球場が騒然となったのは、両チーム無得点の6回2死二、三塁という場面。ロッキーズの先発右腕チェイス・ドーランダーが好投を続ける中、4番マックス・マンシーの打席で突然大雨が降り始め、この影響で高々と打ち上げられた平凡な内野フライの行方を内野手が見失ってしまう。その隙に走者2人が生還し、ドジャースが2点を先制した。
 
 信じがたいこの失点シーンを受け、同球団専門メディア『DNVR Rockies』のクリスチャン・サエス記者は、自身のXを更新。「何と言えばいいかわからない。この失点がチェイスの責任になるべきではない。素晴らしい投球をしていたのに、土砂降りの中でごく普通のフライが見失われ、2失点。内野フライで...だ。冗談だろ」と嘆きをつづっている。
 
 また、地元紙『The Denver Post』のパトリック・サンダース記者は、「信じられないほどの不運だ。ドーランダーは素晴らしい投球を見せていた」と反応。さらに、同紙のトロイ・レンク記者は、「土砂降りの中、6回にシャットアウトを逃す。今季を象徴していると思わないか? ドーランダーはもっと良い運命に値する」と不憫な思いをにじませていた。
 
 苦境にあえぐロッキーズだが、今後どうやって浮上のきっかけを掴むのか。その戦いぶりに注目が集まる。

構成●THE DIGEST編集部

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