現地25日（日本時間26日）、ミルウォーキー・ブルワーズの本拠地アメリカン・ファミリー・フィールドで行なわれたピッツバーグ・パイレーツとの３連戦最終日。MLB屈指の若手右腕、いずれも23歳の両投手による注目の投げ合いは、ブルワーズのジェイコブ・ミジオロウスキーがパイレーツのポール・スキーンズに投げ勝ち、４対２でホームチームが勝利を収めた。
【動画】ミジオロウスキー、この日も素晴らしい投球で8奪三振を記録

　ブルワーズの先発ミジオロウスキーは、この日も素晴らしい投球を披露した。5回74球を投げ、被安打２、８奪三振、２四球、無失点の快投。今季メジャーデビューを果たしたばかりだが、ここまで先発３試合すべてで白星を挙げており、３勝０敗、防御率1.13、WHIP0.63という驚異的な数字を残している。
  　一方、パイレーツの先発スキーンズは、4回78球を投げ、被安打４、４奪三振、２四球。２回裏に一挙４点（自責点４）を失い、４回で降板となった。チームの反撃も及ばず黒星がついた。

　試合後、スキーンズは「ミジオロウスキーは素晴らしいピッチングをしていた。全部を見たわけじゃないけど、見た限りでは本当にすごかった。彼の今後の活躍を願っているし、また今年彼と対戦するのが楽しみだ。きっと面白くなるよ」と語り、同世代のライバルに敬意と再戦への意欲を見せた。

　次の両チームの直接対決は、８月11日からのブルワーズ本拠地３連戦、そして９月５日からのパイレーツ本拠地３連戦が予定されている。若き両投手の投げ合いが再び見られるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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