ロサンジェルス・エンジェルスの菊池雄星が現地時間6月25日、本拠地でのボストン・レッドソックス戦に先発し、7回を2失点に抑え12個の三振を奪う好投で今季3勝目を手にした。エンジェルスは5対2で勝利を飾り、カード3連勝、そして勝率5割復帰を果たしている。
【動画】「奪空振りマシーン」の菊池雄星、メジャー通算900奪三振!
菊池は中4日での先発で圧巻のピッチングを披露し、チームに貴重な白星をもたらした。初回こそ、味方の失策で出塁を許すと、そこからランナーを溜めてしまい2点を失うも、2回以降は無失点で7回まで投げ抜いた。特に2回以降は奪三振ショーを展開し、2回と5回の両イニングで3者連続三振を記録。鋭いキレを発揮した変化球で次々と打者を空振りさせ、アウトを重ねた。
胸のすくような快投を演じ、菊池自身3試合ぶりとなる白星を掴んだパフォーマンスには、現地メディアより称賛の声が相次いでいる。
メジャー公式サイト『MLB.com』では、この日の菊池の内容について、「レッドソックス打線に対し、まさに"奪空振りマシーン"と化し、今季最多となる20回の空振りを奪った」と綴っている他、「12奪三振は自身のキャリアで2番目に多い記録であり、昨年7月9日のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦で記録されたキャリアハイの13個に次ぐ数字」と指摘。また、三振以外のスタッツもフォーカスし、「最近は与四球も減少しており、直近4試合で四球は合計4つのみ」などと評している。
米スポーツサイト『CLUTCHPOINTS』も日本人サウスポーに高い評価を送る。12個の三振を記録した投球を、「MLBでのキャリアにおいても屈指の出来だったのは間違いない」と称えており、また今シーズンにおけるここまでの投球内容を振り返り、以下のように論じている。
「89回2/3を投げた17先発のうち、5回未満で降板したのはわずか1度だけ。このような安定した内容は、少数精鋭で回しているエンジェルスの先発陣にとって極めて重要な存在だ」
また同メディアは、「キクチはこれで今季3勝6敗となったが、その勝敗や防御率だけでは彼の価値や貢献度を十分に語ることはできない」との見解を示している。
夏場を迎えてもエースとして期待通りのピッチングを続ける菊池。シーズン後半に向けチームが上位進出を目指す上で、その存在感はさらに増していくはずだ。
構成●THE DIGEST編集部
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